GXquery 4.0 デモ
GXquery 4.0 は、エンドユーザーが独自のクエリを作成するための簡単かつ強力なツールであり、プログラミングなしで、Web コンソールを介して素早く作成することができます。
エンドユーザーは、自分が必要とするアプリケーションに関して、データのニーズを最初からすべて把握することは不可能です。そのため、GXquery 4.0 では、エンドユーザーが独自のクエリを自由に作成したり、比較グラフを作成したりすることができます。さらに、その後で全情報を Excel で分析することも可能です。
つまり、GXquery 4.0 は、エンドユーザーとテクニカルユーザーの両方が、自分のシステムのデータベースに格納されている情報を使用して意思決定を行えるように、「クエリ生成のタスクは非常に単純で素早く行うことができなければならない」という前提に基づいています。
GeneXus との統合
GXquery を使用してクエリを動的な方法で作成する場合は、GXquery エクステンションをインストールした後、GeneXus ナレッジベースから GXquery のメタデータを作成するだけで開始できます。メタデータの作成は、データモデルに関連するすべての情報を用意するために行います。
また、GXquery に定義されているクエリは、GeneXus ナレッジベースに後でインポートできる Query オブジェクトであり、次の両方の作業環境に定義されているクエリを統合できるという利点があります。
- GeneXus ナレッジベース内
- GXquery から Web コンソールまで
ドラッグ アンド ドロップによるクエリの設計
Web インターフェースでは、エディターを使用してクエリを簡単に編集できます。このエディターでは、ユーザーが項目属性をドラッグすることで、クエリを作成したり、さまざまな形式 (ピボットテーブルやグラフなど) で結果を表示したりすることができます。
詳細については、「ピボットテーブルを構築する方法」を参照してください。
スマートデバイス用の GXquery アプリケーション
主な新機能としては、iOS および Android 用の新しいアプリケーションがあります。このアプリケーションにより、GXquery ユーザーは自分のメタデータに接続できます。どこからでも、モバイルデバイス (スマートフォンやタブレット) を使用して、Web インターフェースで作成したクエリを実行できます。また、定義済みのアクセスレベルが考慮されます。
詳細については、「GeneXus Marketplace」を参照してください。
Microsoft Office Excel 用のアドイン
このアドインを使用すると、インストールされている GXquery への接続、Web インターフェースで作成したクエリの Excel 内での実行、ピボットテーブルおよび Excel ネイティブグラフの生成が可能になります。
詳細については、「Microsoft Office Excel 用の GXquery のアドイン」を参照してください。
GXquery API
この API を使用すると、GeneXus の開発者は、Web GXquery で作成されたクエリを動的に統合して、GeneXus で開発されたアプリケーション内で実行できます。「GXquery API」の説明を読み、サンプルをダウンロードしてください。
GAM ベースのセキュリティ方式
GXquery では、GAM を使用して、ユーザー、ロール、および権限を管理します。このバージョンには、GXquery でインストールされた以外の GAM に接続する機能があるため、GXquery を使用する可能性があるアプリケーションと、GXquery 自体の両方に関して、ユーザー管理を一元化できます。
シナリオ: 複数企業用のアプリケーション (マルチテナント)
GXquery はインストール後、基本管理モードに設定され、単一のユーザーリポジトリがすべてのメタデータに割り当てられます。インストールされた同じ GXquery を複数の企業で再利用するオプションを有効にするには、"詳細" モードに変更して、N 個のユーザーリポジトリの作成と、異なるメタデータへのリポジトリの割り当てを可能にする必要があります。
詳細については、「GXquery の詳細管理」を参照してください。
異なるメタデータ間でのクエリの共有
これを実現するために、クエリをインポートする機能が実装され、さらに、エクスポート機能で補完されています。クエリのエクスポートによって生成されたファイルは、GeneXus のナレッジベースや GXquery 自体にインポートできます。
詳細については、「GXquery からのクエリのインポート」を参照してください。
データ分析機能の強化
"年" や "学期" でグループ化された請求データを示すピボットテーブルを作成する場合は、請求書の [ Date ] 項目属性を使用してクエリを作成し、 [ グループ化 ] プロパティを開いて [ はい ] に設定するだけで可能です。この方法では、プロパティのグループを使用して、日付値を年、学期、四半期、月、および曜日の単位でグループ化できます。
詳細については、「Query オブジェクトでの時刻の値のグループ化」を参照してください。
全般的なデータから特定のデータへ: ドリルダウン
この機能を使用すると、ユーザーは自分が分析しているデータをより詳しく確認できます。たとえば、国別の売り上げから移動して、各国内の都市別の売り上げを調べることができます。
詳細については、「GXquery のドリルダウン」を参照してください。
条件付き書式によるデータの強調表示
この機能では、データに適用するルールを定義し、さまざまな色やフォントを使用して特定の条件を満たす値を強調表示することができます。
詳細については、「スタイルおよび条件付きスタイル」を参照してください。
インライン式のより柔軟な作成
この新機能では、クエリ対象の値にさまざまな種類の計算を定義することができます。その際にデータモデルを変更する必要はありません。
詳細については、「GXquery のインラインエクスプレッション」を参照してください。
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