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Query オブジェクトでの日時の値のグループ分け

GXquery では、Date タイプと DateTime タイプのエレメントについてのみ、事前定義された特定の基準に基づいて値をグループ分けすることができます。このグループ分けの方法は、出力タイプがピボットテーブルの場合に、特に役立ちます。
ほかの値をグループ分けするのに使用できる値は次のとおりです:
  • Year
  • Semester
  • Quarter
  • Month
  • Day of week
これを行うために、QueryElement のプロパティに [ Grouping ] と呼ばれる新しいカテゴリ (Date タイプと DateTime タイプのエレメントについてのみ表示されるカテゴリ) があり、次のプロパティを設定できます。
Group by year 年でグループ分けするかどうかを示します。
Year title 前のプロパティが True の場合、年でグループ分けするときに作成されるフィールドのタイトルを示す文字です。
Group by semester 期でグループ分けするかどうかを示します。
Semester title 前のプロパティが True の場合、期でグループ分けするときに作成されるフィールドのタイトルを示します。
Group by quarter 四半期でグループ分けするかどうかを示します。
Quarter title 前のプロパティが True の場合、四半期でグループ分けするときに作成されるフィールドのタイトルを示します。
Group by month 月でグループ分けするかどうかを示します。
Month title 前のプロパティが True の場合、月でグループ分けするときに作成されるフィールドのタイトルを示します。
Group by day of week 曜日でグループ分けするかどうかを示します。
Day of week title 前のプロパティが True の場合、曜日でグループ分けするときに作成されるフィールドのタイトルを示します。
Hide value グループ分けを設定する場合に、Date または DateTime の値を非表示にするかどうかを示します。
 
会社のクライアントへの販売に関するリストが必要です。これを行うため、顧客名、請求日、請求金額、および最終価格の各属性を持つ Query オブジェクトを作成します (Query オブジェクトの詳しい作成方法については、「Query オブジェクト」を参照してください)。
前述の属性を持つ Query オブジェクトを作成した後で、クエリエレメントの請求日を選択し、 [ Group by year ] プロパティの値を True に変更します。
イメージ:23427.png
これを True に設定すると、 [ Year ] の値を持つ [ Year title ] プロパティが既定で有効になります。プロパティをクリックし、値を [ Grouping by year ] に変更します。
実行時の結果は次のようになります:
イメージ:23435.png
図に示すように、クライアントの名前、請求日、小計、合計、およびプロパティで入力した年が表示され、年は日付の列の前に表示されます。
年の列を最初の列にドラッグします。下の図は、整理した後のピボットテーブルです。
イメージ:23436.png
複数の基準を同時に組み合わせることもできます。たとえば、 [ Year ] プロパティと [ Semester ] プロパティを True にするとします。結果は下の図のようになります。
イメージ:23430.png

選択した列を非表示にする

選択した列を非表示にすることが必要な場合もあります。その場合は、 [ Hide value ] プロパティの値を True に変更します。
前の例を使って、このプロパティを True にします。新しいフォーマットは次の図のようになります。
イメージ:23431.png




 






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Created: 15/01/07 22:48 by Admin Last update: 21/05/21 03:31 by Admin
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