GeneXus Xは、使いやすさと習得曲線の両方が最適化された、開発者のニーズに合わせて設計されたコンテクスト指向の、直観的な開発環境を提供します。
可用性を高める機能には、次のようなものがあります:
最新の技術を駆使し、IDE (Integrated Development Environment) をすべて最初から開発しました。 Web 形式のエディター、テキスト エディターも、あらゆる面で改善されています。これらは大きく変更されています。たとえば、ドラッグ アンド ドロップ機能を自然に使用できるようになっています。コード スニペットにより、コードの記述が簡単になります。また、あらゆるタイミングでコンテクスト情報が表示され、適切な判断と整ったコードの記述をより実行しやすくなっています。
簡単な開発サイクル
GeneXus X によって、開発プロセスがさらに簡単になっています。マルチプラットフォーム アプリケーションの開発に関するより高度な機能、さらに分かりやすくなったビルド プロセス、およびプロジェクト管理に関する新機能を利用することが可能です。
GeneXus X と GeneXus 9.0 の開発サイクルの違いに記載されているとおり、一部の概念が変更されています。
リンクをクリックして、GeneXus X の開発サイクルと、環境の新しい概念についてご確認ください。
これまで GeneXus を使用している場合は、開発とナレッジベース管理: GeneXus X と旧バージョンの比較で、新バージョンの機能と特長を確認してください
参考情報:新しいモデルを作成する方法
指定、生成、コンパイル
F5 を押すだけで、選択したオブジェクトの実行に必要なすべてのタスク (指定、生成、コンパイル) を実行できます。 これらのタスクはバックグラウンドで実行されるため、空いた時間を活用してアプリケーションの開発を続けることができます。
参考情報:オブジェクトを開始オブジェクトとして設定
ナレッジベース バージョン
GeneXus による開発は、あらゆるソフトウェア開発サイクルと同様、変更の追跡と、関係するオブジェクトの制御を必要とする、動的なプロセスです。 したがって、アプリケーションの開発プロセスの中でナレッジベースは絶えず変化しているため、開発者は各バージョンを識別する必要があります。 (詳細はこちらを参照してください。)
ナレッジの参照、分析、構成
ナレッジベースの参照と分析にはさまざまな方法があります。 [ ナレッジベース情報 ] ダイアログのような高レベルの分析ツールや、ナレッジベース内の特定のフレーズまたは単語を検索する全文検索のような低レベルのツールがあります。 [ Category ] などその他のツールを使用しても、ナレッジをより適切に構成することができます。
全文検索
GeneXus には、強力な検索エンジンが搭載されており、ナレッジベース内を素早く検索できます。あらゆるテキスト、あるいは特定のプロパティ値 (値 Y を含むプロパティ X を持つ値) を検索できます。(詳細はこちらを参照してください。)
カテゴリ
[ フォルダビュー ] に加え、GeneXus X にはオブジェクトのカテゴリ分類が組み込まれています。これにより、ユーザーが静的に定義した、または動的に維持された 1 つ以上のカテゴリに、検索条件に基づいてオブジェクトをグループ化できます。オブジェクトのカテゴリ分類により、ナレッジベースのオブジェクトをユーザー定義のさまざまな条件に基づいて整理できます。 カテゴリと検索条件を組み合わせることで、動的にカテゴリを構成できます。
(詳細はこちらを参照してください。)
トランザクションとテーブル ダイアグラム
新しいトランザクションとテーブル ダイアグラムを使用すると、Bachman ダイアグラムによるナレッジベースのグローバル表示が可能です。テーブル、トランザクション、あるいはは両方のダイアグラムを作成できます。また、ダイアグラムを編集して (オブジェクトの追加または削除)、ナレッジベース上のテーブルまたはトランザクションの異なる側面を表示できます。これにより、ダイアグラムの表現力と抽象化機能がさらに高まります。
ダイアグラム エディター
履歴と変更点
各ナレッジベース オブジェクトに変更が保存されるたびに新しいバージョンが生成され、以前のバージョンは、将来参照するために変更日と作成者の情報を含めて読み取り専用で残されます。 このバージョン管理機能によって、それぞれのナレッジベース オブジェクトの変更内容を詳しく追跡することができます。洗練された使いやすい比較ツールによって、各バージョンでの変更を分析が可能です。
(詳細はこちらを参照してください。)
オブジェクト参照
ナレッジベースでは、どのような種類のオブジェクト (オブジェクト、項目属性、ドキュメント、ファイル、画像等) でも相互参照できます。1 つのオブジェクトで別のオブジェクトを呼び出したり、別のオブジェクトから定義を引き継いだり、プロパティを通じてあるオブジェクトからほかのオブジェクトを参照したりすることもできます。そのようなエンティティーを参照するオブジェクトおよび、参照されるオブジェクトの詳細を決定するために、 [ オブジェクト参照 ] ウィンドウが存在します。
任意のオブジェクト、項目属性等のコンテクスト メニューにある [ 参照 ] オプションを選択するだけで、参照情報を取得することができます。
(詳細はこちらを参照してください。)
[ ナレッジベース情報 ] ダイアログ
このダイアログには、ナレッジベースの現在の状態が表示されます。ここには、オブジェクトの使用方法についての統計情報を表したグラフ、データベース スキーマ、参照されていないオブジェクト (つまり削除の可能性があるオブジェクト)、および参照回数の上位 10 件/下位 10 件に該当するオブジェクトが表示されます。 |