| GeneXus 16 の互換性 | |
ここでは、まず GeneXus 16 を使用する場合の互換性の問題や注意事項について説明し、その後で詳細情報のリンクを示します。
GeneXus 15 から GeneXus 16 へのナレッジベース変換はありません。ここで説明しているように、GeneXus 16 は技術的には GeneXus 15 Upgrade 12 のアップグレード版であり、簡単に移行できます。
GeneXus 15 で既に作成されていたナレッジベース (KB) を GeneXus 16 で開くには、次の手順に従います。
1.A) ナレッジベースが GeneXus Server に接続されていない場合GeneXus 16 で開きます。
注: 変換処理は行われないため、戻す必要がある場合は Genexus 15 で開くことができます。
1.B) ナレッジベースが GeneXus Server に接続されている場合
1.B.1) GeneXus Server を別のインスタンスにインストールする場合
1.B.2) GeneXus Server 15 インスタンスを GeneXus 16 に更新する場合
- インスタンスを GeneXus Server 16 に更新します。「GeneXus Server セットアップ」(既存の GeneXus Server インスタンスの更新に関するセクション) で説明する手順に従って実行します。
- GeneXus 16 でナレッジベースを開きます。
2) すべてビルド / すべてリビルド (*) します。
ナレッジベースで GeneXus Access Manager または BPM を使用する場合、このプロセスでは、関連するデータベーススキーマを更新します。詳細については、後述の情報を参照してください。
(*) Android または iOS 向けに生成する場合:
- GeneXus 16 でリビルドする前に、<環境のディレクトリー>\mobile\iOS フォルダを削除します。
iOS スマートデバイスのアプリケーションをコンパイルする手順:
- /Library/Developer/Xcode/DerivedData の中身を削除します (コードをコンパイルする各 Mac ユーザーに対して実行)。
- /Projects/<KB_NAME>/<ENVIRONMET_NAME>/<MAIN_NAME> 内のビルドフォルダを削除します。
3) ナビゲーションの比較機能を使用して、ナビゲーションの変更を確認します。ナビゲーションは、いくつかの機能改善によって変更されていることがあります。こちらのページにある「ナビゲーションの改善」のセクションを確認してください。
4) テストします。
5) ナレッジベースが GeneXus Server に接続されている場合は、変更をコミットします。
- 第三者が提供するパターンとエクステンションを使用する場合は、それらの作成者にお問い合わせください。これは、新バージョンをその第三者が提供する必要があるためです。
GeneXus 15 におけるエクステンションとパターンの互換性に留意します (GeneXus 15 のアップグレード、特にGeneXus 15 Upgrade 11 で変更があったため、確認してください)。
- 要件が変更されました。次の項目を参照してください。
- Web Notification オブジェクトが Server.Socket 外部オブジェクトという名前に変更されました。この外部オブジェクトに基づく変数を使用するオブジェクトの GeneXus 16 へのインポートや GeneXus 16 からのエクスポートは機能しません。
互換性に影響する問題の詳細については、このリストを参照してください。使用しているバージョンと変換先のバージョンを選択してリストを取得し、分析できます。
次のドキュメントで、以前のバージョンから変換する場合の手順を説明しています: ナレッジベースの GeneXus 16 への変換
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