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[Conversational Object] プロパティ

フローのアクションを実装する GeneXus オブジェクトです。Web オブジェクトの場合は Web コンポーネントである必要があります。User Input の入力後に自動的に呼び出されます。Flow の Message ノードがコンポーネント ビュー スタイルで、 [ SD Component ] プロパティまたは [ Web Component ] プロパティが設定されている場合は、対応するコンポーネントの Start イベントから Conversational Flows オブジェクトを呼び出す必要があります。

適用範囲

オブジェクト: Conversational Flows

説明

Conversational Flows Instance の Flow ノードのプロパティです。
このプロパティの値は GeneXus オブジェクト (ビジネスコンポーネント、データプロバイダー、プロシージャー、Web コンポーネント、および SD パネル) である必要があります。これにより、Flow と関連付けられた目的が解決されます。 
その目的を達成するのに必要なフローの最後で、すべてのデータがこのオブジェクトに渡され、応答が返されます。
Conversational Flows オブジェクトのトリガー
Conversational Flows オブジェクトは自動的にトリガーできます。次の条件すべてが満たされたときにトリガーされます:
  1. 目的が認識される
  2. すべての Chatbot の User Input が入力される
Conversational Flows オブジェクトが自動的にトリガーされる 2 つの状況があります:
1.Conversational Flow の ResponseMessage ノード[ Action ] プロパティが Component view で、コンポーネントが自動生成される ([ Web Component ] プロパティまたは [ SD Component ] プロパティが空) 場合、Conversational Flows オブジェクトは、自動生成されたコンポーネント ( [ Generated SD Component ] プロパティおよび [ Generated Web Component ] プロパティ) から呼び出されます。
[ Action ] プロパティは Component view だが、カスタムコンポーネントを使用する ( [ SD Component ] プロパティまたは [ Web Component ] プロパティが独自のコンポーネントに設定されている) 場合は、Conversational Flows オブジェクトを独自のコンポーネントの ClientStart (Start) イベントで呼び出す必要があります。
2.Conversational Flow の Response ノードがない場合、または Conversational Flow の Response 下の Message ノードの [ Action ] プロパティが Text message または Redirect To の場合、Conversational Flows オブジェクトは、User Input の入力後すぐに呼び出されます。
注:
  • 生成されたオブジェクト <ConversationalObject>Bot を確認できます。ここで、コンポーネントの呼び出し、または [ Conversational Object ] プロパティの呼び出しが行われます。
  • [ Conversational Object ] プロパティの値は空のままにすることができます。その場合、Flow はどの GeneXus オブジェクトの実行もトリガーしません。

Flow に関連付けられた [ Conversational Object ] プロパティの値が GreenPlaces プロシージャーである、次の例を見てみます:
イメージ:38939.png
このプロシージャーには次の parm ルールを指定します:
parm(in:&UserIdentification, in:&ComplaintDescription, in:&ComplaintAddress,out:&response);
Flow で宣言されている User Input は、GreenPlaces プロシージャーによって受信した各パラメーターにマッピングされます。
イメージ:38997.png
GreenPlaces プロシージャーが実行を終了したときに割り当てられる &response パラメーターも同様です。

使用可能バージョン

このプロパティは GeneXus 15 Upgrade 12 以降で利用できます。

参考情報



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Created: 19/03/25 17:59 by Admin Last update: 21/11/11 17:55 by Admin
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