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[Web Component] プロパティ
応答を表示する Web コンポーネントです。プロパティの値を空にした場合は、フローの Response パラメーターを考慮して、既定の Web コンポーネントが生成されます。その名前は、 [ Generated Web component ] プロパティで指定します。プロパティの値を空にせず、任意のカスタム Web コンポーネントに割り当てた場合は、該当する Web コンポーネントの Start イベントで Conversational オブジェクトを呼び出す必要があります。

説明

Message の [ Action ] プロパティを component view に設定した場合に、応答を表示するために使用する Web コンポーネントを指定できます。
このプロパティの値は空のままにすることもできます。その場合、Conversational Flow の Response ノードの Response パラメーターに基づいてコンポーネントが自動的に生成されます。自動生成されるコンポーネントの名前は、[ Generated Web Component ] プロパティで指定します。このコンポーネントは、Conversational Flows Instance を生成 (ビルド) するたびに生成されるため、変更しないでください。
一方、応答時に表示される Web コンポーネントをカスタマイズする必要がある場合は、独自の Web コンポーネントを作成し、その値を [ Web component ] プロパティに設定できます。
コンポーネントは次の要件を満たしている必要があります。
  1. parm ルールでは、入力パラメーターとして Conversational オブジェクトの入力パラメーターを指定する必要があります。
  2. Start イベントで Conversational オブジェクトを呼び出します。
したがって、Web コンポーネントは、中間オブジェクトのような役割を担い、入力パラメーターを受け取って Conversational オブジェクトを呼び出し、結果を表示します。

次に、Flow[ Conversational Object ] プロパティをデータプロバイダーに設定した場合の例を考えます。
イメージ:39882.png
Conversational Flow の Message ノードで、[ Action ] プロパティを Component view に設定し、 [ Web Component ] プロパティを CulturalActivitiesNewsComponentCustom に設定しています。これは、ユーザーがすべてのユーザー入力を完了した後に表示される Web コンポーネントです。
イメージ:39883.png
CulturalActivitiesNewsComponentCustom の Start イベントでは、次のように Flow の Conversational オブジェクトを呼び出しています。
Event Start
    &CulturalActivitiesNew = CulturalActivitiesNews(&CulturalActivitiesCategory)
Endevent
Web コンポーネントには、User Inputとして &CulturalActivitiesCategory パラメーターを渡す必要があります (これは CulturalActivitiesNews データプロバイダーに渡されます)。
したがって、CulturalActivitiesNewsComponentCustom の parm ルールは次のようになります。
parm(in:&CulturalActivitiesCategory);

使用可能バージョン

このプロパティは GeneXus 15 Upgrade 12 以降で利用できます。

適用範囲

オブジェクト: Conversational Flows

参考情報



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Created: 19/03/25 18:00 by Admin Last update: 20/01/29 00:33 by Admin
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