GeneXus オブジェクトの XML ファイルや XML の文字列を読み取るには、XmlReader というデータタイプの変数を定義する必要があります。次に、XML ファイルまたは XML の文字列を構成するノードの情報を取得するのに必要なメソッドとプロパティを呼び出します。
基本的な概念は、ファイルを 1 ノードずつ前方に向かって進むカーソルのように動作する Read() メソッドがあるというものです。 [ Name ] や [ Value ] などのプロパティを使用して、ノードのデータを取得することができます (この場合は、それぞれ名前と値が取得されます)。そのため、Read() メソッドは、ドキュメントを順番に「ナビゲート」していき、各ノードの情報を取得するのに使用します。次の GeneXus プロシージャーは、上のファイルを読み取って、会議の出席者のタスク (TASKS) を取得します。
&XMLReader.Open('Meeting.xml')
&success = &XMLReader.ReadType(1,'PERSON_IN_CHARGE')
Do While &XMLReader.Value <> &MEMBER
&success = &XMLReader.ReadType(1,'PERSON_IN_CHARGE')
If &success = 0
Exit
Endif
Enddo
If &success <> 0
&XMLReader.Read()
&tasks = &XMLReader.Value
Else
&tasks = Nullvalue(&tasks)
Endif
&XMLReader.Close()