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Open メソッド
指定したドキュメントを開きます。
構文
&
VarBasedOnExtendedDataType
.Open(
FileName
)
入力値の説明:
&
VarBasedOnExtendedDataType
次のいずれかのデータタイプに基づく変数です:
ExcelDocument
、
WordDocument
、
File
、
XMLReader
、
XMLWriter
、
Window
FileName
ドキュメントのパスと名前です。名前のみを指定した場合、ドキュメントは既定のディレクトリー (DataXXX モデルディレクトリー) に作成されます。
戻されるタイプ:
データタイプが ExcelDocument および WordDocument の場合は、Numeric タイプが返されます。そのため、それを関数として呼び出すことができます:
&ErrorCode = &DataType.Open(…)
ExcelDocument データタイプの場合は、次のいずれかの値が返されます:
値
結果
0
OK
4
無効なテンプレート
10
ファイルを開くことができなかった
WordDocument データタイプの場合は、次のいずれかの値が返されます:
値
結果
0
OK
6
ファイルを開くことができなかった
10
操作を完了できなかった
XMLWriter、XMLReader、および File データタイプの場合は値が返されません。そのため、これらのデータタイプの場合、メソッドの実行に成功したかどうかを確認する唯一の方法は、次に示す基本的なコード例のように、
[ ErrCode ] プロパティ
と
[ ErrDescription ] プロパティ
を評価することです:
if &File.ErrCode<>0 msg(&File.ErrDescription) //または他のアクション endif
これらのプロパティは、Window データタイプを除き、Open メソッドが適用されるすべてのデータタイプに対して有効です。
Window データタイプの場合は、このメソッドで値が返されず、これらのプロパティも有効ではありません。
適用範囲
拡張データタイプ:
ExcelDocument
、
WordDocument
、
File
、
XMLReader
、
XMLWriter
、
Window
ジェネレーター:
.NET
、
Java
、Ruby (GeneXus X Evolution 3 まで)、Visual FoxPro (GeneXus X Evolution 3 まで)
説明
このメソッドは、パラメーター (
FileName
) で指定されたパスを開きます。
パスが Excel ドキュメントまたは Word ドキュメントに対応する場合:
指定したドキュメントが存在しない場合、
[ Template ] プロパティ
で指定されたテンプレートを使用して作成されます。
Open
メソッドでドキュメントを開いても、画面には表示されません。表示するには、
Show メソッド
を使用する必要があります。
既存のスプレッドシートがあるかどうかを確認する必要がある場合は、
file.exists()
を使用できます。
参考情報
ExcelDocument データタイプ向けのすべてのメソッドで返されるエラーコードおよびエラーメッセージのリスト
WordDocument データタイプ向けのすべてのメソッドで返されるエラーコードおよびエラーメッセージのリスト