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[Google Cast Receiver Application Id] プロパティ
Google サービスを使用したメディアキャストを有効にします。
適用範囲
オブジェクト:
Menu
、
Panel
、
Work With
(
メインオブジェクト
のみ)
ジェネレーター:
Android
説明
このプロパティを使用すると、メディアを再生する際に Google Cast のサポートを有効にすることができます (バックグラウンドでのオーディオ、画像、動画の再生)。値は、このプロパティを設定したアプリケーションからのキャスト時に
Google Cast レシーバー
デバイスで実行されるアプリケーションの識別子です。
仕組み
このプロパティを設定すると、アプリケーションは
センダー
と見なされ、キャストデバイスを検出すると右上隅にキャストアイコンを表示します。エンドユーザーは、
レシーバー
(TV に接続された Chromecast デバイスなど) でメディアコンテンツを視聴できます。
レシーバーアプリケーションの識別子とは
キャストアーキテクチャ
には 2 つのメインコンポーネントがあります:
センダーアプリケーション
- コンテンツをキャストデバイスと共有するアプリケーションです。
レシーバーアプリケーション
- キャストデバイスでホストされるアプリケーションです。センダーアプリケーションからコンテンツを受信します。
レシーバーは、キャストデバイスで実行される特定の Web アプリケーションです。一般的な Web アプリケーションとは異なり、レシーバーは URL で識別されません。レシーバーは、登録時に
開発者コンソール
を通じて Android が提供する一意の識別子を使用します。
次の 3 種類のレシーバーがあります。
Default Media Receiver
- Google が提供します。機能のカスタマイズは許可されず、テスト目的で使用されます。識別子は CC1AD845 です。
Styled Media Receiver
- 前述のレシーバーよりも柔軟性に優れたバージョンですが、CSS による UI のカスタマイズのみ許可されます。
Custom Receiver
- レシーバーのすべての機能を HTML、JavaScript、および CSS を使用してカスタマイズできます。キャストデバイスと通信するためのプロトコルを作成することもできます。
後半の 2 つのレシーバーの場合、開発者コンソールでレシーバーを
登録
してから識別子を取得する必要があります。
続いて、GeneXus プロパティにそのアプリケーションの ID を入力します。
これで、アプリケーションがレシーバーと通信できるようになります。
注
テスト目的
の場合は、Default Media Receiver のアプリケーション ID を使用できます: '
CC1AD845
'。
Styled Media Receiver と Custom Receiver は、前述のツールを使用して開発する必要があります。「
サンプル
」および「
登録方法
」を参照してください。
現時点では、
Android プラットフォーム
と
Audio 外部オブジェクト
(
オーディオプレーヤー
など) でのみ使用できます。レシーバーアプリケーションとキャストデバイスでリソースが適切に管理されるように、MediaItem SDT の [
ContentType
]
と [
StreamType
] フィールドを設定することを強くお勧めします。
実行時/設計時
このプロパティは設計時にのみ適用されます。
プロパティの変更の適用方法
プロパティに値を設定したときに、それに対応する変更を適用するには、
メインオブジェクト
をビルドします。
使用可能バージョン
このプロパティは
GeneXus 15
以降で使用できます。
参考情報
Google Developer - Sender Applications
Google Developer - Receiver Applications
Google Cast Github - Receiver Applications examples