実際のオブジェクトやアクターを記述します。データを操作するために、データベース、ビジネスルール、および UI の構造を定義します。
Transaction は、
GeneXus の
ナレッジベースで最初に作成するオブジェクトで、実際のオブジェクトやアクターを記述できます。ユーザーの状況やニーズについて記述する場合、ユーザーが使用している名称に注目することで、どのようなトランザクション (Customer、Country など) を作成する必要があるかを判断することができます。
各トランザクションには複数のエレメントが含まれています。
GeneXus Windows IDE
[ Structure ] |
トランザクション構造により、実際のオブジェクトを記述する項目属性やフィールドを定義できます。
構造のレベルは 1 つの場合と複数 (ネストまたは並列) の場合があります。同じレベルに属する項目属性は、まとめて入力、更新、および削除されます。各レベルを構成する項目属性の中で、一意の識別子 (主キー) として機能する 1 つまたは複数の項目属性を定義する必要があります。 |
[ Web Layout ] |
定義された構造に基づき、GeneXus が自動的に [ Web Layout ] を作成します。このレイアウトを使用して、実行時にデータを追加、変更、および削除できます。 |
[ Rules ] |
このエレメントは、トランザクション固有の動作ルールを定義するために使用します。たとえば、入力されたデータの検証などです。 |
[ Events ] |
このエレメントでは、ユーザーまたはシステムの特定のアクションに応じてアクティベートされるイベントをアイドルコードを使って定義できます。 |
[ Variables ] |
このエレメントでは、トランザクションに対してローカルな変数 (一時変数、メモリー内変数) を定義できます。 |
[ Help ] |
ここでは、トランザクションの実行中にユーザーが参照できるヘルプテキストを記述できます。 |
[ Documentation ] |
ここでは、システムのドキュメンテーションとして使用する技術的な説明を、Wiki 形式で記述できます。 |
[ Patterns ] |
ここでは、トランザクションにパターンを適用できます。パターンを使用すると、新しい機能を簡単に追加でき、アプリケーションを強化できます。パターンを適用する場合、プログラミングの必要はなく、GeneXus が目的の動作を提供するために必要なオブジェクトをすべて作成します。
Work With for Web:トランザクションに Work With for Web パターンを適用できます。Work With パターンは、ビジネスアプリケーションでは最もよく知られた便利なパターンの 1 つです。
Work With:トランザクションに Work With パターンを適用できます。ユーザーインターフェースには、通常、アイテムのリストを表示するビューが表示されます。1 つのアイテムを選択すると、そのアイテムの詳細が表示されます。このパターンは Master-DetailTransaction と呼ばれることがあります。 |
GeneXus Next Desktop IDE
[ Source ] |
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[ Structure ] |
トランザクション構造により、実際のオブジェクトを記述する項目属性やフィールドを定義できます。
構造のレベルは 1 つの場合と複数 (ネストまたは並列) の場合があります。同じレベルに属する項目属性は、まとめて入力、更新、および削除されます。各レベルを構成する項目属性の中で、一意の識別子 (主キー) として機能する 1 つまたは複数の項目属性を定義する必要があります。 |
[ Web Layout ] |
定義された構造に基づき、GeneXus が自動的に [ Web Layout ] を作成します。このレイアウトを使用して、実行時にデータを追加、変更、および削除できます。 |
[ Variables ] |
このエレメントでは、トランザクションに対してローカルな変数 (一時変数、メモリー内変数) を定義できます。 |
[ Patterns ] |
ここでは、トランザクションにパターンを適用できます。パターンを使用すると、新しい機能を簡単に追加でき、アプリケーションを強化できます。パターンを適用する場合、プログラミングの必要はなく、GeneXus が目的の動作を提供するために必要なオブジェクトをすべて作成します。 |
GeneXus はトランザクション構造を解析し、必要なプログラムを生成して、データベースを作成します (データベースが存在しない場合)。このデータベースは、リレーショナルデータベースの主要理論に基づいて、自動的に第三正規形に正規化されます。つまり、GeneXus はトランザクション構造から情報を抽出して、データベースで作成または更新する物理テーブルを定義します。その後、事前に作成したデータベースとやり取りするために、GeneXus はプログラム (複数の機能を持つフォーム) も生成します。
GeneXus オブジェクト
Transaction Object Limits
GeneXus ナレッジベースの制限
First transaction design
Defining more transactions
Working with attributes and domains