指定した項目属性または変数の値が空の場合に True を返します。

構文

Null(Attribute | &Variable)

入力値の説明:

Attribute
      関数が使用されるコンテキスト (現在のベーステーブルの拡張テーブルに属している必要があり、インスタンス化されている必要があります) で評価できる必要がある項目属性です。
&Variable
      関数が使用されるオブジェクトで定義された変数です。
 

戻されるタイプ:
Boolean (True または False)

適用範囲

オブジェクト: Procedure、Transaction、Web Panel、Panel、Data Provider
ジェネレーター: .NET、.NET Framework、Java、Ruby (GeneXus X Evolution 3 まで)、RPG、Visual FoxPro (GeneXus X Evolution 3 まで)、Cobol、Apple、Android、 Angular

説明

指定した項目属性または変数の値が空の場合に True を返します。

例

次のようなトランザクションについて考えます:

Customer
{
 CustomerId*
 CustomerName
 CustomerAddress
 }

住所が空の状態で格納されている顧客を照会するように求められたとします。次の For Each コマンドでこの必要条件を解決します:

For each Customer
    where Null(CustomerAddress)
          Print Customer      /* この printblock は次の項目属性を含む:  CustomerId、CustomerName*/
Endfor

参考情報

Nullvalue 関数
IsNull 関数
IsEmpty メソッド