項目属性の値が、DBMS の Null 値かどうかを判別します。
IsNull(Attribute
)
入力値の説明: Attribute
評価対象の項目属性です。
戻されるタイプ: Boolean
オブジェクト: Procedure、
Transaction、
Web Panel、
Panel、
Data Provider ジェネレーター: .NET、
.NET Framework、
Java、Ruby (GeneXus X Evolution 3 まで)、Visual FoxPro (GeneXus X Evolution 3 まで)、
Apple、
Android、
Angular
項目属性の値が DBMS NULL に一致するかどうかを判断する必要がある場合があります。この値は、GeneXus がデータおよび DBMS タイプに基づいて判別する nullvalue (例:
Nullvalue (Attribute) 関数を使用して取得するものなど) とは異なります。
項目属性の NULL 値は、たとえば、New コマンド内で項目属性がインスタンス化されていない場合 (かつ、 [ Initialize not referenced attributes ] の設定が No となっている場合) などには生成しておくことができます。また、外部テーブルにアクセスする場合、ほかの値と区別する必要がある場合があります。
最適化された Where コマンドまたは Condition コマンド内で関数を使用したい場合 (つまり、条件はサーバー側で解決される場合)、SQL 文内では
Attribute IS NULL (項目属性は NULL です) と記述されます。
注:
- この関数は、ベーステーブルを持つグリッドの For Each または Condition コマンド内でのみ使用できます。
- ローカルの DBMS (Access および DBF) では、IsNull() 関数は Null() 関数と同じように動作します。
例 1
For each
Where IsNull(CustomerName)
............EndFor
この
For each コマンドは、CustomerName 項目属性が DBMS の Null 値であるすべての Customer レコードをナビゲートします。
例 2
For each
If IsNull(CustomerName)
... EndIf
......EndFor
どちらの例も同じ結果を返しますが、例 2 は条件がクライアントで解決される一方、例 1 はサーバーで解決されるため、より効率的です。
Null 関数
Nullvalue 関数