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GeneXus 18 によるトータルエクスペリエンス

GeneXus 18 では、企業のソリューションまたはエコシステム全体のエクスペリエンスを向上させるトータルエクスペリエンス戦略を推進しています。
システムを構築する場合、ユーザーエクスペリエンスという大きな課題に直面します。すべての利用者、つまり、ユーザー、顧客、協力者、サプライヤーなど、ソリューションに関与するすべての関係者に対して一貫したエクスペリエンスを実現する必要があります。それらの利用者はさまざまな方法でソフトウェアソリューションを使用します。モバイルアプリケーションを使用する、Web を使用する、Chatbot にアクセスする、受信トレイで手順に沿って対応する、主要なデータを変更する、セキュリティ関連のパラメーターを調整する場合などがあります。
GeneXus 18 を使用すると、新しいエクスペリエンスを作成し、これまでにないほどの適応性を実現できます。その鍵となるのが、Figma からデザインをインポートする機能、新しいデザインシステム Unanimo、新しいデザイン システム モデリング機能、およびテクノロジー業界の最新のフロントエンドテクノロジーに対応したコード生成です。

Figma デザインのインポート

最高のユーザーエクスペリエンスを、特にカスタムシナリオで実現するには、デザインチームと連携する必要があります。それらのデザインをどのように組み込み、デザインに忠実な実装をどのようにスムーズに実現するかということが課題となります。
GeneXus 18 は、そのようなデザインを自動でインポートするツールを備えています。Sketch からも Figma からもインポートできます。インポートしたら、GeneXus が元のデザインに従ってソリューションを生成します。これにより、ピクセルパーフェクトの UI 実装を実現するための時間を大幅に短縮できます。
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DesignOps と GeneXusDesignOps - デザインのエクスポート - Figmaデザインのインポートオプション

Unanimo

ほとんどの場合、ゼロからデザインを作成する必要はありません。既存のデザインシステムとコンポーネントが柔軟であれば、それらを適応させることができます。Unanimo は、GeneXus 18 向けに GeneXus が新たに作成したデザインシステムです。ミッションクリティカルなビジネスシステムの中心となることが想定されています。Unanimo では、次の 6 つの基本的な柱が考慮されています: すぐに使用できる形で配布されており新しい KB で既定となっている。マルチエクスペリエンスに対応するように設計されている。デザインに一貫性がある。柔軟である。拡張可能である。段階的に導入できる。
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UnanimoCarmine テーマを使用するナレッジベースの Unanimo デザインシステムへの移行Unanimo ショーケース

デザインシステムのモデリング

Unanimo の機能や Figma からインポートしたデザインの忠実度など、トータルエクスペリエンスを実現するために必要な一貫性と柔軟性は、GeneXus 18 が提供する優れた UI モデリング機能によって実現できます。このようなモデリング機能は、必要となる独自のエクスペリエンスを作成する基盤となります。また、今後 GeneXus、コミュニティ、またはユーザーが作成するさまざまなツール、再利用可能なコンポーネント、およびアクセラレータの基盤にもなります。

Design System オブジェクト

この新しいオブジェクトは、マルチエクスペリエンス デザイン システムのモデリングに特化して設計された言語を基盤とする、デザインモデリングの鍵となるものです。このオブジェクトから、複数の言語、複数のプラットフォーム向けに生成することができます。
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Design System オブジェクトテーマをデザインシステムに変換する方法

Stencil のスロット

Stencil は UI の再利用を可能にするオブジェクトです。このオブジェクトにスロットを含めることができるようになりました。これにより、既にモデリングされているものの再利用性が向上し、エクスペリエンスの全体的な一貫性を実現するプロセスを簡単に進めることができます。
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Stencil のスロット

新しい UI コントロール

GeneXus 18 には新しい UI コントロールが備わっており、優れた UX を柔軟に作成できます。
Unanimo モジュール (*) には、アラート、ボタン、ドロップダウン、アイコン、サイドバー、スライダー、ステップ、スイッチ、ツリービューを作成するためのコントロールがあります。
(*) これらは一時的に Unanimo モジュール内で配布されていますが、Unanimo が不要なシナリオでの再利用性を向上させるために、今後汎用モジュールに移動する予定です。

ビジネスダッシュボードとレポートの強化

GeneXus 18 では、ビジネスダッシュボード動的なレポートに新しい UI オプションが追加されました。また、これらは既定で Unanimo に対応しており、柔軟にスタイルを調整できます。
データ分析を支援するために、新しいプロパティが追加されました。詳細はこちらを参照してください。
クエリとダッシュボードで実現できることを、新しいサンプルセットで紹介します。サンプルはオンラインで参照することも、ナレッジベースをダウンロードして調査することももできます。レポートのショーケースを参照してください。
レポート用オブジェクトがモジュール内に含まれるようになりました。オブジェクトが既に実装されているため、ビルドプロセスにかかる時間を短縮できます。GeneXusReporting モジュールを参照してください。

Chatbot

Chatbot のフローは非常にすばやく変化、進化することがあり、それをモデルに取り込んでアプリケーションを再デプロイするには多大な労力がかかります。GeneXus 18 を使用すれば、NLP ベースの Chatbot やスクリプトを使用する Chatbot に加え、動的スクリプトを使用する Chatbot も構築できます。動的スクリプトを使用する Chatbot のフローは、実行時にモデリングできます。これにより、スピードを大幅に向上させ、これまでにない変化を生み出すことができます。
すぐに利用できる Chatbot のモバイル UI と Web UI が全面的に見直され、Unanimo ベースで構築されるようになりました。
動的スクリプトを使用する Chatbot動的スクリプトを使用する Chatbot を作成する方法

セキュリティ管理

GAM のすぐに利用できる UI が全面的に見直され、既定で Unanimo ベースになりました。これにより、優れた UX を実現し、スタイルを柔軟にカスタマイズできます。
具体的には、GAM バックエンドアプリケーションのスタイルを上書きする場合はこちらのガイドに従ってください。

受信トレイ駆動型のエクスペリエンス

GXflow のすぐに利用できる UX が全体的に見直され、Unanimo ベースになりました。GeneXus 18 のトータルエクスペリエンスの原則に従い、柔軟で、ソリューションのほかの部分に合わせてカスタマイズできるようになりました。これにより、全体的な一貫性を実現できます。
具体的には、GXflow クライアントのスタイルを上書きする場合はこちらのガイドに従ってください。
GeneXus 18 BPM Suite リリースノートUnanimo デザインシステムに基づく GXflow の Web カスタムクライアントUnanimo デザインシステムに基づく GXflow のネイティブ モバイル カスタム クライアント

最新のテクノロジーの生成

最新の UI を備えた最新のアプリケーションと、デザインのガイドラインに沿った高い忠実度を実現するために、GeneXus 18 は次の最新テクノロジーに対応したコードを生成します: Angular 14、iOS 14、Android 13。
Web では、CSS をインクルードするために CSS レイヤーが使用されるため、スタイル設定の管理性が向上します。
また、Internet Explorer のサポートが終了したため、GeneXus が生成するすべてのコンポーネントが最新のブラウザーの機能を最大限に活用し、セキュリティとプライバシーを強化できるようになりました。
Angular アプリケーションの開発Android の要件Apple の要件

ここで紹介した機能を示すための複数のサンプルが用意されています。オンラインで試すかナレッジベースをダウンロードすることで、同様のエクスペリエンスを作成する方法を詳しく確認できます。
PlantCare - E コマースのサンプルUnanimo ショーケースレポートショーケースUnanimo デザインシステムに基づく GXflow の Web カスタムクライアントUnanimo デザインシステムに基づく GXflow のネイティブ モバイル カスタム クライアント
GeneXus 18 は、トータルエクスペリエンスの実現に最適なバージョンです。


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Created: 23/04/24 18:12 by Admin Last update: 23/05/24 03:22 by Admin
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