ここでは、
Azure API Management (APIM) へのデプロイについて詳しく説明します。
APIM には、
HTTP Azure Functions やモバイル (Angular) アプリケーション サービスをデプロイできます。いずれの場合も、APIM へのデプロイはオプションですが、推奨されています。
先に進む前に、「
HTTP トリガーの Azure Functions」をお読みください。
APIM へデプロイするには、GeneXus 内の
[ デプロイ ] ダイアログの [
API Management Settings ] にある次のデプロイ関連プロパティを設定する必要があります:
[ APIM service name ]
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API Management サービスインスタンスの名前です。
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[ APIM resource group ]
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Azure API Management のリソースグループです。
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[ API Identification ]
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API のリビジョン識別子です。現在の API Management サービスインスタンスで一意である必要があります。
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[ API display name ]
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この API の表示名です。
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[ API backend service URL ]
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この API を実装するバックエンドサービスの絶対 URL です。
Azure Function App に付与された URL に対応します。
例: https://MyFunctionApp.azurewebsites.net
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[ API path ]
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API Management サービスインスタンス内で、この API とそのすべてのリソースパスを一意に識別する相対 URL です。
例: travel
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[ API subscription required ]
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True の場合、API にはリクエスト時にサブスクリプションキーが必要となります。モバイルクライアントからサービスを呼び出す場合に推奨される値は False です。
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次のデプロイ設定を考えます:
上記の設定では、API は
Azure ポータルで次のように表示されます (API Management サービスを経由):
アプリケーションを実行し、デプロイしたサービスを使用するには、
[ Services URL ] プロパティを次のように設定します:
この URL は、Azure ポータルで APIM サービスに表示されるゲートウェイ URL に、デプロイ時に設定した API パスを付加したものです。
実行時には、次の図に示すように、モバイルクライアントからの呼び出し時に URL の末尾に /rest が自動的に追加されます:
バックエンドのデプロイに Azure サーバーレスを使用する Angular のフロントエンド アプリケーションについては、次を参照してください:
サーバーレスバックエンドを使用した Angular フロントエンドアプリケーションのデプロイ方法。
How to tackle the cold start problem of Azure Function serverless app