プログレス インジケータ ユーザー コントロールの目的は、プロセスのアクティビティ (または進捗の割合が判明している場合はプロセスの進行状況) に関するインジケータを表示できるようにすることです。
スマート デバイス アプリケーションの要は、ユーザーエクスペリエンス (UX)、ユーザーインターフェース (UI)、そして機能性です。アプリケーションは絶えずユーザーと対話し、ユーザーの期待に応え、ユーザーのジェスチャーに応じて作動しなければなりません。ユーザーがトリガーしたアクションに対し、反応を示すことが、スマート デバイス アプリケーションの最重要機能の 1 つと言えるでしょう。実行されたアクションについてアプリケーションが何らかの反応を見せないと、アプリケーションがクラッシュしたかもしれない、ジェスチャーが正しく認識されなかったなど、ユーザーが誤解する結果を招きます。
Web アプリケーションも同様です。特に、即時に応答を返さないプロセスの場合、ユーザーに反応を示す必要があります。
そのため、プログレスインジケータを使用することで、アプリケーションからユーザーに、バッチ処理の進行中に状況を伝えることができます。
GeneXus には外部オブジェクトが組み込まれているため、このコントロールを管理および表示するために、さまざまなメソッドおよびプロパティを使用できます。
プロパティ
| Class |
Theme クラスをコントロールに割り当てます。 |
Type
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プログレスインジケータには、Determinate (確定) と Indeterminate (不確定) の 2 種類あります。確定インジケータは処理の進捗状況を示しますが、不確定インジケータは処理中の状況に関する情報は提示しません。 |
Title
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プログレスインジケータに表示されるメインテキスト。 |
Description
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プログレスインジケータの画面に表示されるより詳しい情報。 |
MaxValue
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このプロパティは、 [ Type ] が Determinate の場合に使用します。タスクの完了を表す値を指定します。 |
Value
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[ Type ] が Determinate の場合、この値は、処理中のタスクの現状の達成率を示します。 |
メソッド
Show
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プログレスインジケータ画面を呼び出します。 |
ShowWithTitle(title)
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プログレスインジケータを呼び出し、カスタムのタイトルを表示します。 |
ShowWithTitleAndDescription(title, description)
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プログレスインジケータを呼び出し、カスタムのタイトルと説明を表示します。 |
Hide
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プログレスインジケータ画面を閉じます。
スマートデバイスの場合:プログレスインジケータを使用するたびに、Composite ブロックの末尾に必ず Hide メソッドが自動的に追加されます。インジケータを手動で非表示にしたいときも、Hide メソッドを使用できます。
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サンプルコード
Web およびスマートデバイスに使用される API は同じです。
&ProgressIndicator.Type = ProgressIndicatorType.Determinate
&ProgressIndicator.MaxValue = 100
&ProgressIndicator.Value = 10
&ProgressIndicator.ShowWithTitle("Progress..")//プログレスインジケータの表示
//進行中
&ProgressIndicator.Value = 20
//進行中
&ProgressIndicator.Value = 30
//進行中
&ProgressIndicator.Value = 80
//進行中
&ProgressIndicator.Value = 100
//進行中
&ProgressIndicator.Hide()
Web 向けのプログレスインジケータ
Web アプリケーションの場合、上記のコードを Procedure オブジェクトに含め、このプロシージャーを送信 (非同期に実行) する必要があります - Submit コマンドを使用して呼び出します。
既定では、Web 向けのプログレスインジケータはテーマのカスタムノードの GXProgressBar クラスに割り当てられます。
progress-bar-title クラスおよび progress-bar クラスは GXProgressBar クラスの子孫です。また、これらは、必要に応じてテーマエディターを使用してカスタマイズできます。
クラスに変更を加える、または GXProgressBar の子ノードを作成し、次のように、実行時にコントロールにクラスを設定できます:
&ProgressIndicator.Class = "progress-bar-success"
スマートデバイスでのこのコントロールの使用方法の詳細については、スマートデバイスで Progress Indicator を使用する方法を参照してください。
使用可能バージョン
この機能は、iOS の場合は GeneXus X Evolution 2 Upgrade 1、Android および Blackberry の場合は GeneXus X Evolution 2 Upgrade 2 で利用できます。
Web の場合は GeneXus X Evolution 3 以降で利用できます。
要件
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