データプロバイダーのエレメントは、
データプロバイダーの出力ベースの宣言型言語の 3 つの主要なコンポーネントのうちの 1 つです。
エレメントとは、出力のアトミックな値であり、SDT データタイプを持つ場合もあります。
インライン式の構文を使用して、各エレメントを
データプロバイダーのグループステートメント内に
割り当てる必要があります。
<elementName> [ =<formula> ] ' [ '<elementProperties>' ] '
構文の表記規則の表示
入力値の説明:
elementName
出力 SDT または BC のエレメント名です。右辺の項目属性名と一致する場合 (例: "CustomerName = CustomerName") は、割り当てを省略できるため、より簡潔に記述できます。ただし、右側のエレメントとは異なり、左側のエレメントは項目属性ではありません ("エレメント" です)。
<elementName> のデータタイプは、
<formula> の結果のデータタイプと一致する必要があります。ここでも SDT を使用できます。
formula
条件付きの
式 (
Horizontal 式、
Aggregate 式、または
Compound 式) です。つまり、複数の条件式を使用できます。この式には、分離された項目属性、出力を含むプロシージャーまたはデータプロバイダーの呼び出し、定数、および一般的な式が含まれます。
elementProperties
次のいずれかの値を指定できます:
Default、
XmlInfo。
XmlInfo は次のように定義します
: ' [ ' XmlType = attribute | cdata | element | value
' ] '
Customers
{
Customer
{
Code = CustomerId
CustomerName
Address = GetAddress(CustomerAddress, CityName)
Age = &Today.Year() - CustomerBirthDate.Year()
Discount = 100 if CustomerStatus = Status.Gold; 0 otherwise;
Amount = Sum( InvoiceTotal )
}
}
この例では、Customer グループ内に 4 つのエレメントの割り当てがあります。
- Code エレメントには、CustomerId 項目属性の値が割り当てられます。
- CustomerName エレメントには、同じ名前の項目属性の値が割り当てられます。
- SDT データタイプのエレメントである Address には、(ロードされた SDT を返す) GetAddress データプロバイダーの実行結果が割り当てられます。
- Age エレメントには、Horizontal 式の評価結果が割り当てられます。
- Discount エレメントには、条件付きの Horizontal 式の評価結果が割り当てられます。
- Amount エレメントには、Aggregate 式の計算結果が割り当てられます。