オフライン モバイル アプリケーションで PDF レポートを使用するかどうかを指定します (必要なライブラリを含めるため)。
オブジェクト: Menu for Smart Devices、
Panel for Smart Devices、
Work With for Smart Devices対応しているプラットフォーム: スマートデバイス (Android、iOS)
このプロパティは、オフライン モバイル アプリケーションで PDF レポートを呼び出すメインオブジェクトに設定する必要があります。
注: 既定では、
Menu オブジェクトの
[ Main program ] プロパティが True に設定されているため、
[ Use PDF Reports ] プロパティが表示されます。一方、
Panel オブジェクトまたは
Work With for Smart Devices オブジェクトで
[ Use PDF Reports ] プロパティを表示するには、まず
[ Main program ] プロパティを True に設定する必要があります。
Android に関する法律上の注意点: iText 5.x が使用されます。これには AGPL または商用ライセンスが必要です。詳細については、「
GeneXus で生成された Android アプリケーションが使用する外部ユーティリティ」を参照してください。
このプロパティは設計時にのみ適用されます。
オフラインの PDF レポートを定義する
Procedure オブジェクトがあるとします。
プロパティを次のように設定する必要があります:
ルールは次のとおりです:
- Output_file("ReportName.pdf", "PDF")
PDF ファイルがデバイス上に生成され、ExternalFilesPath ディレクトリーに保存されます。
レポートを開くには、次を定義する必要があります:
&filePath = Directory.ExternalFilesPath + & file.Separator + 'ReportName.pdf'
&fileUrl =! 'file: //' + & filePath
if Interop.CanOpen(&fileUrl)
Interop.Open(&fileUrl)
endif
最後に、PDF レポートの呼び出しを含むオフラインの SD メインオブジェクトでは、
[ Use PDF Reports ] プロパティを True に設定しておく必要があります。
PDF レポートが生成されるディレクトリーはプラットフォームによって異なります:
- Android では PDF レポートは Directory.ExternalFilesPath に保存され、生成された PDF ファイルをほかのアプリケーションが開くことができます。組み込みの PDF ビューアが存在せず、外部のアプリケーションで開く必要があるため、このようになっています。
- iOS には「ExternalFilesPath」がないため、Directory.TemporaryFilesPath に保存されます。
生成した PDF レポートを操作するときには、この動作の違いを考慮する必要があります。
プロパティに値を設定したときに、それに対応する変更を適用するには、
メインオブジェクトをビルドします。
このプロパティは
GeneXus 16 Upgrade 4 以降で利用できます。