| [Connectivity Support] プロパティ | |
オブジェクトをオンラインで実行するか、オフラインで実行するかを指定します。
Inherit | この値は、メインオブジェクト以外にのみ使用できます。プロパティの値は、実行時に呼び出し元オブジェクトから継承されます。 | Offline | オブジェクトは完全にオフラインで実行され、サーバーと自動的に通信することはありません。 | Online | オブジェクトはオンライン環境で実行され、REST サービスを使用してサーバーと通信します。モバイルアプリケーション開発用のメインオブジェクトでは、これが既定値です。 |
オブジェクト: Menu、Data Provider、Procedure、Panel、Theme、Work With ジェネレーター: Android、Apple
このプロパティによって、オフライン ネイティブ モバイル アプリケーションの生成が可能になります。
このプロパティは、オブジェクトをオンライン用に生成するか、オフライン用に生成するかを設定します。オブジェクトをオンラインで実行するように設定した場合は、デバイスと Web サーバーが通信できるように、GeneXus によって REST サービスが生成されます。これに対して、値をオフラインに設定した場合、Web サーバーの REST サービスを呼び出さずにすべてのアクションをデバイスで実行できるように、デバイスのネイティブコードが生成されます。 モバイル開発用のメインオブジェクトでこのプロパティを Offline に設定すると、次の影響があります:
- デバイスにローカルデータベースが生成されます。
- [ フォルダビュー ] のメインオブジェクトの下に、オフライン データベース オブジェクトという新しい GeneXus オブジェクトが表示されます。
GeneXus X Evolution 3 RC (コード名: Tilo) 以降、プロシージャーとビジネスコンポーネントにもこのプロパティを設定できるようになりました。この機能によって、オフラインアプリケーションでの Web サービスの呼び出しが容易になります。これまで、HttpClient を使用する場合、このような呼び出しを実行する必要がありました。
現在は、オフラインアプリケーションから REST サービスとして公開されているプロシージャーを呼び出すには、このプロシージャーの [ Connectivity Support ] プロパティを Online に設定するだけです。このように設定すると、アプリケーションからこのプロシージャーを呼び出すときに、必ず REST サービスが使用されます。
- Work With オブジェクトのレイアウトでビジネスコンポーネントを編集すると、このビジネスコンポーネントの [ Connectivity Support ] プロパティは破棄され、デバイスでは WWSD オブジェクトの [ Connectivity Support ] プロパティが使用されます。
- プロシージャー、データプロバイダー、およびビジネスコンポーネントの [ Connectivity Support ] プロパティは、これらのオブジェクトがクライアントイベントから呼び出される場合にのみ有効です。それ以外の場合、呼び出し先オブジェクトは、 [ Connectivity Support ] プロパティの値を呼び出し元オブジェクトから継承します。このため、たとえば、オンラインプロシージャーがオフラインプロシージャーから呼び出された場合、オンラインプロシージャーはオフラインで呼び出されます。
プロパティの値を設定したときに、それに対応する変更を適用するには、 [ すべてリビルド ] を実行します。
このプロパティは GeneXus X Evolution 3 以降で利用できます。
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