NullValue() 関数または SetNull メソッドを使用して、Null 値の項目属性をデータベースに格納するときに使います。このプロパティを使用した場合でも、NullValue() 関数は項目属性に対応するデータベースの Null 値を返します。これは、Null 値を持つ項目属性との比較には使用できません。
No | トランザクションのルールかコマンド (オブジェクトで使用できる場合) で、Att = NullValue(Att) と指定すると、Att には NullValue() で返された値が割り当てられます。この値は、Att のデータタイプによって、空白、0、Null の日付などになります。これが既定値です。
| Use Environment property value | Yes | この場合の動作は値が No の場合と相似していますが、Att が内部的にマークされ、挿入または更新が実行された場合に項目属性が Null として格納される点が異なります。 |
項目属性に NullValue() を割り当てた後で、Null 以外の値を割り当てた場合は、Null 以外の値がデータベースに格納されます。例:
Att = NullValue(Att)
If &X = 1
Att = 5
EndIf
&X の値が 1 の場合、Att の値は Null ではなく 5 となり、&X の値が 1 以外の場合、Att の値はデータベース内で Null となります。
一時的 (Transitive) な割り当ては無効です。
Att = NullValue(Att)
Attx = Att
Attx の値は Null とはなりません。Att の値が割り当てられますが、Null としてマークはされません。この結果、Null の値を割り当てられた項目属性または変数はプログラム間でパラメーターとして引き渡され、受け取られた値は項目属性に割り当てられます。受け取られた値のみが割り当てられ、Null のプロパティは割り当てられません。
null として格納されている項目属性はほかの値と同等でも異なるものでもないため、フィルタとしては使用できません。たとえば、条件内の日付「 / / 」と比較した場合でも、null の日付のレコードをフィルタできません。
このプロパティの変更を適用するには、 [ すべてリビルド ] を実行します。
対応しているプラットフォーム: Web (.NET、Java)
[ Initialize not referenced attributes ] プロパティ
Nullvalue 関数
SetNull メソッド
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