項目属性への Null 値の割り当てに使用されている [ Generate null for nullvalue() ] プロパティに関係なく、項目属性に Null 値をロードします。

構文

attribute.SetNull()

適用範囲

オブジェクト: Procedure、Transaction、Web Panel
ジェネレーター: .NET、Java、Ruby (GeneXus X Evolution 3 まで)、RPG、Visual FoxPro (GeneXus X Evolution 3 まで)、COBOL

説明

テーブルで項目属性が Null 値を取れる場合は、その項目属性を強制的に Null 値にします。
SetNull メソッドは、次のものに適用します:

• 項目属性: 項目属性が Null 値を取れる ( [ Nullable ] プロパティが Yes に設定されている) 必要があります。
• ビジネスコンポーネントに基づく変数: 関連付けられている項目属性が Null 値を取れる ( [ Nullable ] プロパティが Yes に設定されている) 必要があります。
• SDT に基づく変数。たとえば、再帰を停止する場合に使用します。

例

SDT で再帰を防ぐ場合:

Employee タイプの Manager をメンバーに持つ Employee という SDT を定義する場合に再帰を防ぐには、プログラムに &Person.Manager.SetNull() と記述する必要があります。
Manager を参照する前に、&Employee.Manager.Isnull() かどうかを確認してください。この行を記述しないと、Manager が自動的に呼び出されます。

&Employee.Id = 99
&Employee.Name = 'Mary Shelley'
&Employee.Manager.Id  = 69
&Employee.Manager.Name  = 'Er'
&Employee.Manager.Manager.SetNull()
&Employee.ToXML()

プログラムは以前のバージョンと同じものに加え、IsNull() および SetNull() で処理します。
結果は、次のようになります:

<Employee>
</Employee>

その他の例:

OwnerCel.SetNull() if OwnerName.IsEmpty();

If Y.IsNull()
   X.SetNull()
Else
   X = Y
EndIf

参考情報

Null 関数
IsNull 関数