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テストカバレッジ

この機能は、特定のテストの実行に対して呼び出されたオブジェクトのテストのカバレッジを確認するのに役立ちます。

セットアップ

テストカバレッジを使用するには、まず使用中の環境でコードカバレッジを有効にします
有効にすると、テストオブジェクトのリビルドが必要になる場合があります。これを行うには、 [ テスト ] メニューから [ すべてのテストをリビルド ] 操作を実行します。

テストカバレッジの情報

最後に、テストを実行します。実行が終了すると、次の画像のようなものが表示されます。
イメージ:44957.png
Coverage (%) の列に表示されるカバレッジのパーセンテージは、次のように計算されます:
テストが行われると、そのテストが対象とするすべてのオブジェクト (プロシージャーおよびデータプロバイダー) に関するカバレッジ情報が要約され、直接関連しているオブジェクト (テストによって直接呼び出されるもの) のみを考慮して計算されます。
テストがほかのテスト可能なオブジェクトを呼び出さない場合、ハイフンが表示されます (例: 上記画像の AssertXMLs)。

例 1

プロシージャー A およびデータプロバイダー B を呼び出すテスト X があります。
テスト X の実行中に、オブジェクト A の 10 行のうち 8 行、およびオブジェクト B の 10 行のうち 2 行が実行された場合、オブジェクト A または B によって呼び出される可能性のあるほかのオブジェクトに関係なく、その実行に対するテストのカバレッジは 50% になります ( ((8 + 2) /(10 + 10)) * 100)。
注: カバレッジの詳細を確認したい場合は、コードカバレッジのウィンドウを開いてファイルシステムからファイルをロードできます。GXtest によって生成されたコード カバレッジ ファイルのパスは、GeneXus IDE のログに記録されます。

例 2

if/else 文を含むプロシージャーを呼び出す 2 つのテスト (test1 と test2) があります。test1 がプロシージャーの 50% を、test2 が残りの 50% をカバーします。
両方のテストを一緒に実行すると、プロシージャーの合計カバレッジは 100% になります。この場合、各ユニットテストのカバレッジは 100% と表示されます。一方で、片方のテストのみを実行した場合は、カバレッジは 50% と表示されます。

使用可能バージョン

この機能は GeneXus 16 Upgrade 8 以降で利用できます。
 




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Created: 20/04/23 21:25 by Admin Last update: 23/05/31 20:53 by Admin
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