Transaction オブジェクトに複数のレベルがある場合、下位の各レベルは Work With パターンインスタンスで生成されます:

• Level ノード
• 上位レベルに対応する Detail ノードの下に追加される Section

以下に示す 2 レベルの Transaction について考えてみましょう:

Property
{
    PropertyId*
    PropertyName
    PropertyAddress
    Photo
    {
       PropertyPhotoId*
       PropertyPhoto
       PropertyPhotoDescription
    }
}

Work With パターンを適用すると、Work With インスタンス内で複数のノードとセクションが作成されます:

各 Transaction レベルで Level ノードが作成される点に注意してください:
  - Level(Property)
  - Level(Photo)
その後、最初の Level ノード (Property) で、以下が作成されます:

• すべてのレコードを表示する List ノード。(詳細については「Work With の List ノード」を参照) 
• List から選択されたレコードについての詳細情報を表示する Detail ノード。(詳細については「Work With の Detail ノード」を参照) 

その他の Level ノードについては、Detail ノードのみが作成されます。
Work With パターンは、トランザクションの情報、そのベーステーブル、パターンを適用するすべての下位レベル (トランザクションレベルではない場合も含む) を分析します。この分析に基づいて、Detail ノードの下に Section ノードが生成されます。
Detail ノードの下にある Section(Photo) ノードを見てみましょう:

Section(Photo) ノードから、Detail パネルに表示される Property の複数の写真を表示するために必要なコードが生成されます。
詳細については、「Work With の Section ノード」を参照してください。

制限事項

Insert メソッドは複数レベルのトランザクションではサポートされません。

動画

Container of sections in the Detail screen of the Work With