DateTime タイプのパラメーターを Character タイプの値に変換して返します。書式は
DateDigits と
HourDigits で指定します。
TtoC(DateTime-expression [ ,
DateDigits [ ,
HourDigits ] ]
)
入力値の説明:
DateTime-expression
定数、関数、メソッド、
プロシージャー、変数、項目属性、
インライン式を含むことができる任意の有効なエクスプレッションです。
結果は
DateTime データタイプと一致する必要があります。
DateDigits および
HourDigits
使用できる値は、DateTime データタイプの定義で使用されるものと同じです。
戻されるタイプ:
Character
オブジェクト:Procedure、
Transaction、
Web Panel、
Panel、
Data Provider
ジェネレーター: .NET、
.NET Framework、
Java、
Apple、
Android、
Angular
DateDigits の有効な値は次のとおりです:
| DateDigits |
説明 |
| 0 |
日付部分は結果の文字列に含まれません。 |
| 8 |
日付部分は、日付形式のルールに従って、8 文字 (99/99/99) で結果の文字列に含まれます。 |
| 10 |
日付部分は、日付形式のルールに従って、10 文字 (99/99/9999) で結果の文字列に含まれます。 |
| HourDigits |
説明 |
| 0 |
日付部分だけが取得されます。 |
| 2 |
時刻部分だけが 24 時間形式で表示されます。 |
| 5 |
結果の文字列に時刻が分単位まで含まれ、時刻の区切り記号で区切られます。24 時間形式が使用されます。 |
| 8 |
結果の文字列に時刻が秒単位まで含まれます。時間と分、分と秒は区切り記号で区切られます。24 時間形式が使用されます。 |
| 12 |
結果の文字列に、時刻がミリ秒単位まで含まれます。時間と分、分と秒、秒とミリ秒は区切り記号で区切られます。24 時間形式が使用されます。 |
- DateDigits または HourDigits、あるいはその両方を省略した場合、日時のパラメーターの定義と同じ既定値が使用されます (最初のパラメーター)。
- m/n が有効な組み合わせではない場合は、次の値が想定されます: DateDigits =10 および HourDigits =8
- 返される文字列の書式は、CtoT 関数と同じです。つまり、日付部分は [ Date format in CtoD Function ] プロパティによって異なり、時刻部分は常に 24 時間形式です。
DateTime のエクスプレッションの日付部分を取得する必要がある場合は、Date 式に割り当てます (Date = DateTime)。
例えば、次のように定義できます:
&Date = &Timestamp
DateTime を以前保存したレコードから取得し、文字データタイプに変換して表示することもできます:
new
CustomerName = "John Smith"
CustomerDateOfBirth = ymdhmstot(82,03,24,13,25,10) // この関数は DateTime の値 = 24/03/82 13:25:10 を作成
endnew
for each Customer
where CustomerName = "John Smith"
&CharVar = TtoC(CustomerDateOfBirth)
msg(&CharVar) //これは "24/03/82 13:25:10" を表示
endfor
ミリ秒の精度の使用例:
&DT = CtoT('09/09/1999 14:35:30.450')
&STR = TtoC(&DT,10,8) //==> 09/09/1999 02:35:30 PM
&STR = TtoC(&DT,10,12) //==> 09/09/1999 02:35:30.450 PM
CtoT 関数