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SSL Pinning Pin Set プロパティ
デバイスからサーバーへの HTTPS 接続を検証するための SSL ピニングのピンセット値を指定します。
適用範囲
オブジェクト:
Menu for Smart Devices
、
Panel for Smart Devices
、
Work With for Smart Devices
ジェネレーター:
Android
、
Apple
説明
[ SSL Pinning Pin Set ] プロパティは、サーバーの公開鍵のハッシュ (pin sha-256) を定義します。Android ジェネレーターでは鍵のハッシュを 1 つだけ定義できます。Apple ジェネレーターでは鍵のハッシュが 2 つ以上必要です。どちらの場合も、2 つ以上のハッシュを設定することをお勧めします。
このプロパティに値がある場合、
[ Services URL ] プロパティ
で設定されているサーバーにデバイスが接続するときに、デバイスによって証明書のピニングが行われます。
証明書のピニングは、公開鍵のハッシュで証明書のセットを指定することで行われます (X.509 証明書の SubjectPublicKeyInfo)。その後、証明書チェーンは、ピニングの公開鍵が 1 つ以上含まれる場合にのみ有効になります。
重要:
Panel オブジェクト
、
Work With for Smart Devices オブジェクト
、または
Menu オブジェクト
でこのプロパティを設定するには、
[ Main program ] プロパティ
が True に設定されている必要があります。
詳細情報:
OWASP の「Certificate and Public Key Pinning (証明書と公開鍵のピニング)」
実行時/設計時
このプロパティは設計時にのみ適用されます。
例
たとえばサーバーが apps5.genexus.com の場合、鍵のハッシュは次のとおりです:
「LjCcH/Lyd5M5T2ulEMxYhqS7JkgJmCzUf1fxoYzy5D4=」
鍵のハッシュは常に 44 桁の文字列です。
プロパティの変更の適用方法
プロパティに値を設定したときに、それに対応する変更を適用するには、メインオブジェクトをビルドします。
互換性
Apple では、GeneXus 17 Upgrade 1 以降で利用できます。
使用可能バージョン
このプロパティは
GeneXus 16 Upgrade 6
以降で利用できます。
参考情報
OWASP の「Certificate and Public Key Pinning (証明書と公開鍵のピニング)」
Android Developers の「Pin certificates (証明書をピン留めする)」
[ Services URL ] プロパティ