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GeneXus 18 の互換性

ここでは、GeneXus 18 を使用する場合の互換性の問題や注意事項について説明し、その後で詳細情報のリンクを示します。
これらの注意事項を、GeneXus 18 で GeneXus 17 以前のナレッジベースをビルドする手順の前に確認してください。

ソフトウェア要件の変更点

GeneXus の要件の変更点 (IDE とコード生成)

  • アプリケーションをビルドするには、既定でインターネット接続が必要です。ビルドシステムが Maven や Nuget のリポジトリから新しいパッケージや更新されたパッケージを必要とする場合にインターネット接続が発生します。
  • Java プログラムのコンパイルに、より多くのメモリー容量が必要となる場合があります。これは、コンパイルに使われる Gradle が、既定でパフォーマンス最適化のためにコンパイルを並行処理しようとするためです。
    コンパイルのパフォーマンスを高めるためには、JDK 11 以降をお勧めします。
  • ネイティブ モバイル アプリケーションのコンパイルが macOS Ventura をサポートします。
  • GeneXus .NET ジェネレーターを使用する場合は .NET 6 が必要です。

生成されるアプリケーションに関する要件の変更点

  • ブラウザーサポートの変更点:
    • 生成される Web アプリケーションで使用するブラウザーとしての Internet Explorer のサポートが終了しました。Internet Explorer をサポートするための特別なコードが削除され、関連する潜在的セキュリティリスクが低下しました。
    • Web アプリケーションには、CSS カスケードレイヤーをサポートするブラウザーが必要です。また、Component ドメイン (WebView) を使用して Web アプリケーションをロードするネイティブ モバイル アプリケーションには、対応するバージョンのブラウザーまたは最新の基本ソフトウェアが搭載されたデバイスが必要です。
      この機能をサポートするブラウザー一覧については、https://caniuse.com/css-cascade-layers を参照してください。https://caniuse.com/css-cascade-layers に示されているように、Apple デバイスでは iOS 15.4 以降が必要で、Android デバイスには、更新された Android System WebView が必要です。
      注: 2022 年 11 月現在、89% のブラウザーが CSS カスケードレイヤーをサポートしていますが (出典: https://caniuse.com/css-cascade-layers)、GeneXus 18 Upgrade 1 では、互換性向上のため、Theme オブジェクトを使用するアプリケーションについてはこの要件を削除する予定です。Design System オブジェクトを使用する場合は要件となります。
  • バックエンドの変更点
詳細情報: GeneXus 18 のハードウェアとソフトウェアの要件

サードパーティのソフトウェア要件: ユーザーコントロール、パターン、エクステンション

  • 第三者が提供するユーザーコントロール、エクステンション、またはパターンを使用する場合は、それらの作成者にお問い合わせください。これは、新バージョンをその第三者が提供する必要がある可能性があるためです。

ナレッジベースの下位互換性

GeneXus 18 で作成するナレッジベースは、GeneXus の旧バージョンで開くことができますが、一部のコンポーネントは開けない場合があります。これは、そのコンポーネントの認識に必要な機能が旧バージョンにはないためです。また、そのナレッジベースを旧バージョンではビルドできない場合があります。たとえば、GeneXus 18 で作成したナレッジベースに保存されたナレッジベースのプラットフォームに関する情報は、旧バージョンでは読み取ることができません。

非推奨の機能

削除した機能

名前を変更した機能

  • Work with for Smart Devices パターンの名前が Work With に変わりました。

その他の変更点

新しいナレッジベースに関する変更点

新しいナレッジベースは Unanimo で作成されます。GeneXusUnanimo モジュール以外で、GeneXus 18 で作成されたナレッジベースで作業するときの特に重要な変更点は次のとおりです:

GAM と GXflow の UI に関する変更点:

  • すぐに利用できる GXflow および GAM のバックオフィスと、それに対応するフロントエンドのオブジェクトが Unanimo デザインシステムに基づくようになりました。

Work with for Web パターンの変更

  • Work With パターンのインスタンスと区別するため、新しいインスタンス名に文字列「Web」が含まれるようになりました。

API の変更点

  • GXflow API で、WorkflowRestriction データタイプと WorkflowRestrictionDefinition データタイプが使用されなくなりました。代替のデータタイプについては、SAC #51781 を参照してください。
  • Web ソケットのエンドポイントが変更されました。詳細については、SAC #71701 を参照してください。

互換性 - 詳細情報

互換性に影響する問題の詳細については、このリストを参照してください。使用しているバージョンと変換先のバージョンを選択してリストを取得し、分析できます。


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Created: 23/04/24 18:12 by Admin Last update: 23/04/24 18:12 by Admin
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