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GeneXus 16 Upgrade 10

ここでは、GeneXus 16 Upgrade 10 の機能の概要と使用上の注意について、GeneXus 16 Upgrade 9 との相違点を基に説明します。
Upgrade 10 は 2020 年 7 月 6 日にリリースされました。

ダウンロード

 https://www.genexus.com/developers/DownloadCenter?,,,5890

概要

今回のアップグレードには、IDE のメモリー使用の改善、Web アプリケーションのセキュリティ改善、データベース再編成の最適化が含まれており、.NET Core ジェネレーターの機能のサポートも進化しています。

主な機能および改善点

  • IDE
    • メモリー使用およびパフォーマンスの向上
  • Web
    • jQuery ベースライブラリを 3.5.1 に更新。これにより、セキュリティが改善 (重要なセキュリティの問題が解決) され、パフォーマンスが向上する場合があります。
  • .NET Core
    • OneSignal および JPush を使用した通知のサポート
    • SQL Server を使用した GXflow
    • GAM のリモート認証
  • .NET
  • 言語
  • iOS
    • Xcode 11.5 のサポート
  • Android
  • 再編成
    • 以前一時テーブルを使用していた再編成では、現在 ALTER TABLE を使用
  • SAP
  • セキュリティ

互換性

jQuery

  • jQuery 3.5.1 は組み込みのコントロールと関数で使用されます。サードパーティ製のコントロールでは、jQuery のこのバージョンへの更新や、そのバージョンを使い続けるための特別な設定が必要になる場合があります。このセキュリティ改善の副作用は、Internet Explorer 8 がサポートされなくなり、ほかのブラウザーのサポートされている最小バージョンも変更されたことです。詳しくは、SAC #44627 および GeneXus 16 のハードウェアとソフトウェアの要件を参照してください。

Chatbot

  • Watson プロバイダーを使用した Chatbot については、SAC #47596 を参照してください。フローの応答は、まず条件なし応答を定義し、次に条件付き応答を定義する必要があります。
  • Conversational Flows オブジェクトでは変数部分が追加されているため、今後は User Input および Response パラメーターを変数に基づいて追加する必要があります。
    以前のバージョンのオブジェクトの場合、インスタンスが開いているときに変換が行われ、すべての変数が VarChar(40) として定義されます。インスタンスを確認し、変数のデータタイプを変更する必要があるかどうかを確認します。詳しくは、SAC #47552 を参照してください。

    変換後に以前のバージョンの GeneXus でインスタンスを開こうとすると、次のメッセージがスローされます:
    「開こうとしているオブジェクトには、このバージョンの GeneXus では開くことができない Conversational 変数があります。このオブジェクトを保存すると、その部分のコンテンツが失われます。それでも開きますか?」

すべての詳細 (機能、互換性、問題)

以下のリンクから既に説明した機能、互換性の側面、問題、および詳細を確認してください。
GeneXus: https://www.genexus.com/developers/rn?data=0;4;V16;10;V16;9;
GeneXus Server: https://www.genexus.com/developers/rn?data=0;6;V16;10;V16;9;
GXflow: https://www.genexus.com/developers/rn?data=0;3;V16;10;V16;9;
GeneXus for SAP: https://www.genexus.com/developers/rn?data=0;8;V16;10;V16;9;



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