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SAP Cloud Platform へのデプロイ

前提条件:

GeneXus アプリケーションを SAP Cloud Foundry にデプロイするには、次の手順に従います:
Cloud Foundry の設定
SAP Cloud Platform (Neo) の設定
データストアの設定
アプリケーションのデプロイ


Cloud Foundry の設定

SAP Cloud Foundry の試用版にログインします (アカウントがない場合は作成する必要があります)。ログインしたら、 [ trial ] を選択します。
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次に示すように、dev スペースを選択します。
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左側のメニューで [ Services ] > [ Service Marketplace ] を選択します。次に、検索ボックスで Hana を検索し、SAP HANA Schemas & HDI Containers を選択します。
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次のステップではサービスの新しいインスタンスを作成します。そこで、 [ Instances ] を選択し、 [ New Instance ] ボタンをクリックします:
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ポップアップウィザードが開きます。最初に、 [ Plan ] コンボボックスで値「hdi-shared」を選択し、 [ Next ] ボタンをクリックします:
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次に、スキーマのパラメーターを指定できます。スキーマ名は JSON 形式で設定する必要があります。
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注: myschema は名前の例です。スキーマには好きな名前を付けられます。
次のステップでは、クラウドに既に配置しているアプリケーションにコンテナをバインドします。設定は [ (None) ] のままにします:
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最後に、インスタンス名を選択します:
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[ Finish ] をクリックすると、インスタンスが作成されます。
注:
HDI インスタンスは、コマンドラインからコマンド cf create-service hanatrial hdi-shared myHANAdb を使って作成できます。


SAP Cloud Platform (Neo) の設定

HDI インスタンスを使用して、作成したデータを格納するには、Cloud Platform アカウントの Neo 環境にアクセスする必要があります。ログインしたら、 [ Home ] で次のように選択します: [ <地域> ] > [ Cloud Foundry ] > [ Trial ] 。これにより、次のページが表示されます。
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[ Access Neo Trial ] オプションが見つかるまでページを下にスクロールします:
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[ Access Neo Trial ] を選択します。これにより、Neo 環境のコクピットに移動します。
ここでの最初の手順は、 [ Principal Propagation ] を有効にすることです。そのためには、左側のメニューで [ Security ] > [ Trust ] を選択します。次に、 [ Edit ] ボタンをクリックし、 [ Principal Propagation ] フィールドの値を [ Enabled ] に変更して、 [ Save ] をクリックします。
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これにより、Neo の Web IDE が Cloud Foundry と通信できるようになります。
次に、Web IDE Full-Stack ツールを有効化する必要があります。そのためには、左側のメニューで [ Services ] > [ SAP Web IDE Full-Stack ] を選択し、有効にして、 [ Go to Service ] を選択します。
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Web IDE が開いたら、Cloud Foundry への接続を求めるメッセージが表示される場合があります。表示されなかった場合は、 [ Preferences ] > [ Workspace Preferences ] > [ Cloud Foundry ] に移動して適切なエンドポイントを設定できます。このステップは、Cloud Foundry を使用する地域によって異なります。
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この設定の後、ホームページに移動し、 [ New Project from Template ] > (環境 = Cloud Foundry) [ Multi-Target Application ] を選択し、名前を入力して (名前はデプロイメントに重要ではありません)、 [ Finish ] を選択します。
これにより開発画面が表示されます。
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ここで、アプリケーション名を右クリックし、 [ New ] > [ SAP HANA Database Module ] の順に選択します:
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ウィザードが開きます。任意の名前を入力し、 [ Next ] 、 [ Finish ] の順にクリックします。
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次のステップでは、HDI コンテナを管理するために、Database Explorer を有効化します。そのためには、 [ Preferences ] > [ Extensions ] の順に選択し、「Database Explorer」を検索します。SAP HANA Database Explorer を有効にします。
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次に、Database Explorer に移動し、プラス記号を選択します。
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表示されたプロンプトで、作成した HDI インスタンスを選択します。これを行うには、 [ Database Type ] として [ HDI Container ] を選択します。作成されているすべての HDI インスタンスが表示されます。アプリケーションのデプロイに使用するものを選択し、 [ OK ] をクリックします。
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これで Web IDE と HDI コンテナが接続され、SQL クエリを実行できるようになります。

データストアの設定

: HANA データストアを使用し、Java 環境でテストする必要があります。

データストアを設定する前に、SAP Cloud Foundry にもう一度アクセスし、 [ Services ] 、 [ Instances ] の順に選択し、作成した HDI サービスのインスタンスを選択する必要があります。
[ Services Keys ] を選択し、<メールアドレスまたはユーザー名>+数値 (例: jdoe@testing.com:A7@4231235344575685) 形式のものを選択します。サービスキーの JSON は、GeneXus でデータストアの設定を行うときに必要になるため、保存しておきます。
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HDI コンテナを使用するには、データストアを設定する必要があります。これを行うには、ナレッジベースの設定に移動し、展開する環境を選択します。目的のデータストアを選択し、次のプロパティを設定します。値は、HDI コンテナキーから取得した JSON にあります。
[ Use Custom JDBC URL ] = True
[ Custom JDBC URL ] = JSON の URL フィールド
[ Server Name ] = JSON の host フィールド
[ User Id ] = JSON の user フィールド
[ Password ] = JSON の password フィールド
[ Database Schema ] = JSON の schema フィールド
設定は次のようになります:
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これにより、開発作業を PC で行っていて、SAP Cloud Foundry にまだデプロイしていなくても、Cloud Foundry のコンテナを使用してアプリケーションの作業を直接行えるようになります。
クエリをすべて実行したら、アプリケーションを SAP Cloud Foundry にデプロイする準備が整います。


アプリケーションのデプロイ

アプリケーションをデプロイするには、 [ ビルド ] > [ アプリケーションをデプロイ ] を選択し、デプロイするオブジェクトを選択します。 [ ターゲット ] として SAP Cloud Platform (Cloud Foundry) を選択します。
次に、デプロイのプロパティを設定します:
[ Cloud Foundry CLI Directory ] = Cloud Foundry クライアントがインストールされているディレクトリー (例: C:\Program Files\Cloud Foundry)。
[ API Endpoint ] = Cloud Foundry アカウントがあるエンドポイント。
[ Organization Name ] = Cloud Foundry アカウントの組織名 (例: p123456789trial)。
[ Space Name ] = Cloud Foundry のスペース名 (例: dev)。
[ User ] = SAP Cloud Foundry へのログインに使用するユーザーアカウント。
[ Password ] = ユーザーのパスワード。
[ HANA Instance Name ] = 作成したサービスの名前 (例: myHANAdb)。
[ Application Name ] = アプリケーションにつける名前。
routes フィールドがアプリケーションのデプロイ先を示し、/servlet/com.<ナレッジベース名>.<アクセスするオブジェクト> を付加することでアクセスできます。
(例: https://deploycf-wacky-klipspringer.cfapps.eu10.hana.ondemand.com/servlet/com.deploycf.fioribaseobjects.fiorilaunchpad)

使用可能バージョン

これは GeneXus 16 Upgrade 10 以降の Java 環境が対象です。




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Created: 20/12/14 21:41 by Admin Last update: 21/05/20 18:59 by Admin
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