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GXflow ランタイムのログを有効にする方法

ここでは、GeneXus IDE の使用時に、ワークフローテーブルの影響分析、再編成、GXflow のデータベース情報へのアクセスのログを有効にする方法について説明します。
ワークフローテーブルの再編成や影響分析を行うとき、またはワークフロープロセスが正常に動作していないときに、詳細情報のないエラーが発生することがあります。これは、GeneXus の新しいアップグレードがインストールされたときに発生する可能性があります。このような場合は、ログを有効にして、作成された .log ファイル内でエラーを探すと便利です。その方法を以下に示します:

GeneXus IDE でのログの有効化 (GXflow の変更の場合)

ジェネレーターのログを有効にするだけです。ログのプロパティは、対応するジェネレーターノードをクリックすると、 [ 設定 ] の下に表示されます。
必要な情報を含むログを生成するには、 [ Log Level ] プロパティと [ User Log Level ] プロパティを以下のように設定する必要があります:
イメージ:54000.png
すべてのジェネレーター用に設定するプロパティは次のとおりです:
  • [ Log level ] プロパティでは、実行時にログに追加する情報の詳細度を定義します。
  • [ User log level ] プロパティは、Log API をプログラムで使用する場合に、ログに書き込む詳細レベルです。
  • [ Log output ] プロパティには、 [ Log level ] プロパティの出力を指定します。
  • [ Log file ] プロパティでは、 [ Log output ] プロパティが File に設定されている場合に、ログを出力するファイルの名前を定義します。

Java に固有のプロパティ:
  • [ Log JDBC Activity ] を使用すると、データベースへの JDBC 接続の状況を把握することができます。このプロパティを Yes に設定すると、次のプロパティが表示されます。
  • [ Use unique names ] プロパティは、自動的にログファイルを生成するか、固定の名前を使用するかを定義します。
  • [ JDBC Log File ] プロパティは、ログファイルのパスを完成させます。
  • [ Detail ] プロパティは、JDBC ログの詳細レベルを示します。
  • [ Enable buffering ] プロパティは、アクティビティログが生成されるときに、バッファーをアクティベートするかどうかを指定します。

これらのプロパティの変更を適用するには、任意のオブジェクトをビルドします。
プロパティの設定後、再編成または影響分析を実行すると、ログが作成されます。GXflow クライアントで行うアクションがこのログに登録されます。
パスを定義しなかった場合、ログはジェネレーターに応じて既定で次のファイルに作成されます:
  • .NET Framework: <kb_path>\CSharpModel\web
  • .NET:  <kb_path>\NetModel\web\bin
  • Java: <webapp_path>\logs\
ログが正常に機能している場合、GXflow へのログイン時に次のような行が登録されます:
2022-06-15 10:41:49,002  [ 34 ]  DEBUG GeneXus.Data.ADO.GxCommand - ExecuteReader: Parameters @AV40WFUsrCod='WFADMINISTRATOR'
: .NET または Java で生成した場合、別の client.log がそれぞれ <ナレッジベースのパス>\Model\web\bin<ナレッジベースのパス>\Model\web\logs に作成されます。このファイルには、ビルド/リビルド実行時のデータベースの作成と再編成に関する情報のみが登録されます。

参考情報

GXflow BPDeployer のログを有効にする方法
GXflow ライセンスマネージャのログを生成する方法


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Created: 19/03/25 17:52 by Admin Last update: 24/03/25 23:57 by Admin
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