ネイティブ モバイル アプリケーションのグリッドでは、
[ Auto Grow ] プロパティがサポートされています。グリッド内の行が多く、ディスプレイに表示できる量より多い場合に、グリッドだけでなく画面全体をスクロールできるようにするためです。
Light CRM の既定の画面を見てください。
グリッドをスクロールするときに、「The Companies listed are the following」というテキストブロックもスクロールするようにしたい場合はどうでしょうか。
[ Auto Grow ] プロパティを使用することで、グリッド内のデータが多くなった時にスクロールすると、グリッドだけをスクロールするのでなく、画面全体をスクロールするように設定できます。
- グリッドのセルの高さを固定する必要があります。グリッド内のエレメントでは、 [ Auto Grow ] を有効にしないでください。
- グリッドでは、検索オプションを利用できません。
- [ Auto Grow ] が設定されているグリッドはページングできません。これは、グリッドをスクロールするわけではないため、次のページのレコードがサーバーから取得されないためです。
- [ Auto Grow ] が有効になっているテーブルのグリッドでは、 [ Auto Grow ] プロパティを有効に設定する必要があります。スクロールのついたパネルに、スクロールがあるグリッドが配置されている場合 (スクロールのネスト) は、Android の制限により、グリッドのスクロールは機能しません。
この例は、
LightCRM (X Evolution 2) のサンプルを操作して確認できます。
- [ Rows ] プロパティ = N (Numeric 値) で AutoGrow = False の場合、グリッドコントロールはページングをせず、N 行のみロードします。
このオプションは、
GeneXus X Evolution 2 Upgrade 4 以降で利用できます。