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[Auto Grow] プロパティ
コントロールに表示されるコンテンツ (テキストなど) がコンテナのサイズに収まりきらない場合、コントロールの高さを自動調整します。
適用範囲
ジェネレーター:
Android
、
Apple
説明
このプロパティは、スマート デバイス アプリケーションでユーザーインターフェースを作成するために使用されます。具体的には、コントロールに表示されるコンテンツ (テキストなど) がコンテナのサイズに収まりきらない場合、コントロールの高さを自動調整します。
値
True
コントロールの高さが、コンテンツ全体を表示できるように自動的に高くなります。
False
コントロールの高さは自動的に調整されません。コンテンツがコンテナより大きい場合、コントロールによってコンテンツを調整します。つまり、可能な場合、コンテナにスクロールバーを追加したり、テキストコントロールにテキストをクリップまたはスクロールバーを追加したりします。
コントロール - 既定値
このプロパティは、さまざまなタイプのスマート デバイス コントロール (コンテナとテキスト) に適用されます。既定値は、コントロールのタイプによって異なります。下表は、このプロパティをサポートするコントロールと、それらのコントロールの既定値をまとめています。
コンテナ
コントロール
既定値
Grid
False
Table
True
Group
True
テキストコントロール
Attribute
False
Variable
False
LongVarChar (項目属性または変数)
True
Texblock
False
ヒント
次の表に、
[ Auto Grow ] プロパティ
の組み合わせとその効果をまとめます。
項目属性
True
False
テ
ー
ブ
ル
T
r
u
e
アイテムが、配置されるセルよりも大きい場合、項目属性は拡張されます。テーブルが拡張され、スクロールバーが追加されます。
テーブルを拡張することはできますが、項目属性が拡張されないため、テーブルも拡張されません。
F
a
l
s
e
テーブルは拡張されません。したがって、その中の項目属性はテーブルによる制限を受けます。つまり、その項目属性の [ Auto Grow ] プロパティは無視されます。(*)
どちらも拡張されません。
注
: (*) この動作は、GeneXus X Evolution 3 と GeneXus 15 では異なります。
例
Attribute Auto Grow=False
Attribute Auto Grow=True
テキストが表示しきれなくても、グリッドに多くのレコードを表示したい場合もあれば、グリッドが大きくなり、表示行数が少なくなっても、テキスト全文を表示したい場合もあるでしょう。
参考情報
スマートデバイスのグリッドの自動高さ調整