| タイムゾーンのサポート - 日時の処理 | |
タイムゾーンのサポートが有効化されている場合、ユーザーが入力する DateTime フィールド、日時定数、および DateTime フィールドで実行されるすべての演算は、CTZ で実行されます。[ DateTime storage timezone ] プロパティに示される値への変換 (および、反対にその値からの読み取り) は、データベースに保存するためだけに実行されます。
EventDay (X Evolution 2) などのイベントアプリケーションについて検討します。全世界からアクセスされるこのアプリケーションは、米国東部 (アプリケーションの地域オプションが設定された地域) に配置されたサーバーにインストールされています。[ DateTime storage timezone ] プロパティは UTC に設定されます。そのため、DateTime フィールドではすべての値が UTC で格納されます。
ユーザーがモンテビデオからこのアプリケーションにアクセスすると、あるイベントが 2013 年 6 月 6 日の午前 8 時に開始されたことが表示されます。ユーザーがモンテビデオにいることが認識されるため、アプリケーションの日時の値が UTC から UYT に変換されます。
別のユーザーが、米国東部 (EST) などの別の地域からアクセスした場合、表示される時間は、ユーザーの接続元の地域の時間になります。具体的には、ブラウザーや実行中のネイティブなスマート デバイス アプリケーションに示される TZ です。ブラウザーとネイティブなアプリケーションの両方が、これらのデータをデバイスや PC などの地域設定から取得します。
TtoC 関数を使用した文字タイプへの変換など、このアプリケーション上で実行されるすべての演算が CTZ で実行されることに注意してください。そのため、msg((TTOC(EventDateTime))) が実行された場合、実行結果も CTZ で表示されます。
現在のタイムゾーン
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