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アプリケーションパッケージへの追加ファイルの追加

はじめに

デプロイメントツールを使用すると、デプロイするオブジェクトや、オブジェクトを使用するプロパティに応じて、パッケージする必要があるファイルを適切に選択できます。たとえば、アプリケーションで Web 通知を使用し、そのプロセスに関係するいくつかのプロパティ ( [ Received Handler ] など) を設定した場合、それらのプロパティに設定されたオブジェクト用に生成されるファイルもパッケージに含められます。
ナレッジベース内のオブジェクトが参照しないファイルを追加する必要がある場合もあります。そのような場合は、最終的なパッケージにファイルを追加します。ここではその方法について説明します。

 ファイルの作成

GeneXus には、この目的で使用する File オブジェクトがあります。たとえば、カスタム JDBC ドライバーを使用していて、それを自分でダウンロードしなければならなかったり、アプリケーションを機能させるために必要な外部 JAR があったりします。
File オブジェクトを使用すると、そのようなファイルをナレッジベース内に保持できます。また、[ Extract ] プロパティを使用すれば、そのファイルを新しい環境にコピーしたり、ナレッジベースの新規ユーザーと共有したりすることを考える必要がありません。

デプロイメントへの追加

デプロイメントツールのダイアログで、File オブジェクトを通常のオブジェクトとして追加できるようになりました。GeneXus の File と関連付けられた実際のファイルは、既に何かをビルドした場合はアプリケーションの Web フォルダにあるはずです。また、パッケージ内の同じ場所に追加されます。

サンプル

アプリケーションが myFile.zip という zip ファイルと連携する必要があり、このファイルを MyStuff というフォルダ内に置くとします。 
1) まず、このファイルをナレッジベースに追加する必要があります。
2) 新規作成された File[ Extract ] プロパティを MyStuff に設定します。これにより、GeneXus で MyStuff フォルダが Web フォルダの下に作成され、zip ファイルがそこにコピーされます。また、GeneXus でそのファイルを常に解凍するか、新しいバージョンがある場合にのみ解凍するかを設定することもできます。
3) デプロイするメインオブジェクトをデプロイメントツールのダイアログ ( [ ビルド ] > [ アプリケーションをデプロイ ] ) に追加し、必須ファイル (既定では myFile_zip) も追加します。
4) [ デプロイ ] をクリックします。GeneXus でパッケージが作成され、MyStuff フォルダ内に myFile.zip が置かれます。



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Created: 18/10/29 01:06 by Admin Last update: 21/05/21 02:40 by Admin
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