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[Extract] プロパティ
ビルドプロセス中に、ファイルを特定のディレクトリーに自動的にコピーします。
このプロパティは、外部オブジェクトとともに使用するクラスや
*.
dll
などのファイルを、アプリケーションのディレクトリーにコピーする必要がある場合に便利です。
警告
: このプロパティとその下位のプロパティ ( [
Generator
] および [
Extract to
path
] プロパティ) は、
GeneXus 15 Upgrade 11
で廃止されました。詳細については「
File オブジェクト
」の記事を参照してください。
値
No
ファイルをコピーしません。これが既定値です。
Always
生成プロセスが終わったら、常にファイルをコピーします。
Newer
ファイルが新しい場合だけコピーします。
Always または Newer を選択すると、 [ Generator ] プロパティと [ Extract to path ] プロパティが表示されます。
[ Generator ] プロパティ
Any
使用するジェネレーターにかかわらず、ファイルがコピーされます。これが既定値です。
CSharp
C# で生成した場合だけファイルがコピーされます。
Java
Java で生成した場合だけ、ファイルがコピーされます。
Ruby
Ruby で生成した場合だけ、ファイルがコピーされます (
GeneXus 15
では利用できません)。
[ Extract to path ] プロパティ
ファイルのコピー先のパスを指定します。絶対パスと相対パスのどちらでもかまいません。空にした場合は、既定で次の場所にコピーされます:
Windows ユーザーインターフェース
[ TargetPath ] プロパティ
のディレクトリー (C# では、TargetPath\bin)。
Web ユーザーインターフェース
[ TargetPath ] プロパティ
の \web ディレクトリー
注
[ Extract to Path ] プロパティが、仕様検証プロセス時に空の場合、抽出はナレッジベースの bin フォルダで行われます。
抽出を別のフォルダで行う必要がある場合、または絶対アドレスが使用されているか、絶対アドレスが二重引用符 " " で示されている場合、抽出はナレッジベースの Web フォルダで行われます。
両方のケースは環境 (Win/Web) に依存しません。
適用範囲
オブジェクト
File オブジェクト