[Value range] プロパティ

項目属性、変数、ドメイン、または SDT メンバーの有効な値の範囲を指定し、エンドユーザーが無効な値を入力できないようにします。

実行時にフォームから値が入力されると (値を入力した後そのフィールドを離れた時点で) 値が設定された範囲内かどうかが検証されます。
割り当てがコードによって行われる場合、値が指定された範囲内にあるかどうかは検証されません。値をデータベースに保存する場合にはこのことを考慮する必要があります。
入力した値の検証に失敗した場合、「%1 is out of range.」(%1 は項目属性の名前) というエラーメッセージが自動的に生成されます。

考慮事項

1) このプロパティは、項目属性が式である場合か、項目属性、変数、または SDT メンバーが Date データタイプに基づく場合は使用できません。
2) 値の範囲の編集
ほとんどの場合、 [ Value range ] プロパティの既定値は、(ドメインまたはサブタイプから継承されて) 自動的に計算されている場合でも編集および変更できます。ただし、列挙型ドメインでは、 [ Value range ] プロパティの既定値は自動的に計算されますが変更できません。

構文

<ValueRange> ::= <Range> | <Value>  [ <ValueRange> ] 
<Range>      ::= <FromValue> ":" <ToValue>
             | <FromValue> ":"  [ <ToValue> ] 
             |  [ <FromValue> ]  ":" <ToValue>
<FromValue>  ::= <Value>
<ToValue>    ::= <Value>
<Value>      ::= <NumericConstant>
             | <StringConstant>
             | <DateConstant>

適用範囲

説明

考慮事項

構文

例

互換性

参考情報