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画像 - 下位互換性
ここでは、GeneXus X の変換プロセスで旧バージョンの XPZ ファイルをインポートするときに、各オブジェクトの画像の参照 (画像のパス) が内部オブジェクト (Image オブジェクト) に変換される仕組みを説明します。

バージョン 9.0 からの画像のインポート

GeneXus 9.0 には Image オブジェクトはなく、このバージョンで記述されたアプリケーションはプロパティやコードなどにおいて画像の参照を行っています (画像へのパスを含んでいます)。
GeneXus 9.0 で作成したエクスポートをインポートする場合、または 9.0 のナレッジベースを変換する場合、プロパティ内の各画像参照について GeneXus X が Image オブジェクトを作成します。たとえば、フォームの背景が images/FormBackgroundImage.jpg の画像に設定されている Web パネルがエクスポートに含まれているとします。GeneXus X にインポートすると、FormBackgroundImage という名前の新しい Image オブジェクトが作成され、Web パネルの [ Form Background ] プロパティは、この新しい Image オブジェクトを参照します。この例における実際の画像は、images/FormBackgroundImage.jpg ファイルが存在している場合、自動的に Image オブジェクトにロードされます。
この例では相対パスを使用していることに注意してください。インポートにおいては、現在のディレクトリーとはエクスポート ファイルが置かれているディレクトリーです。

そのため、GeneXus 9.0 で作成されたエクスポート ファイルおよび画像への参照すべてをインポートするには、エクスポート ファイルを任意のディレクトリーに配置し、これにより参照される画像すべてを対応するディレクトリーまたはサブディレクトリーに配置するか、または [ Base Image Path ] プロパティによりポイントされるディレクトリーのサブディレクトリーとして配置する必要があります。絶対パスによる画像は、常に外部画像としてインポートされる点にも注意してください。ナレッジベースの変換においても同じ基準が適用されます。

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Created: 14/09/18 03:19 by Admin Last update: 15/01/09 02:14 by Admin
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