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拡張テーブル

ベーステーブル拡張テーブルとは、ベーステーブル自体、およびそのベーステーブルと直接または間接的に N 対 1 の関係を持つすべてのテーブルで構成される仮想テーブルのことです。
たとえば、次のような Bachman ダイアグラムがあるとします:
イメージ:6030.jpg
  • INVOICES ベーステーブルには、次の拡張テーブルがあります: {INVOICES, CUSTOMERS, COUNTRY}
  • CUSTOMERS ベーステーブルには、以下の拡張テーブルがあります: {CUSTOMERS, COUNTRY}
  • COUNTRY ベーステーブルには、以下の拡張テーブルがあります: {COUNTRY}
説明:
INVOICES のベーステーブルには、その拡張テーブル内に INVOICES ベーステーブルに加えて CUSTOMERS テーブルおよび COUNTRY テーブルがあります。これは、INVOICES テーブル (ベーステーブル) から始まり N 対 1 の関係のある CUSTOMER テーブル、および CUSTOMER テーブルから始まり N 対 1 の関係のある COUNTRY テーブルが含まれるからです。INVOICES テーブルのレコードを 1 つ取ったとすると、CUSTOMER テーブルには、そのレコードに関連するレコードが 1 つしか見つかりません。同様に、CUSTOMER テーブルのレコード 1 つを取ったとすると、COUNTRY テーブルには、そのレコードに関連するレコードが 1 つしか見つかりません。
同じ論理により、CUSTOMER ベーステーブル拡張テーブルには CUSTOMER テーブルに加えて COUNTRY テーブルが含まれます。これは、CUSTOMER テーブル (ベーステーブル) から始まる COUNTRY テーブルとの N 対 1 関係があるためです。CUSTOMERS のレコード 1 件に対して、COUNTRY 内には関連するレコードが 1 件のみあります (2 件以上はない)。
COUNTRY ベーステーブルは、その拡張テーブルにのみ含まれます。これは、COUNTRY テーブルから始まる直接または間接の N 対 1 関係が存在しないためです。

拡張テーブルの概念を使用することで、特定のベーステーブルから複数のテーブルに簡単にアクセスできます。










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Created: 14/09/18 03:18 by Admin Last update: 21/10/28 23:31 by Admin
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