ここでは、GeneXus 18 Upgrade 1 の機能の概要と使用上の注意について、GeneXus 18 との相違点を基に説明します。
Upgrade 1 は 2022 年 12 月 21 日にリリースされました。

ダウンロード

https://www.genexus.com/en/developers/downloadcenter?data=5972

概要

このアップグレードでは、特に IDE およびデザインシステムに関連する安定性が全体的に向上しています。

UX および DesignOps

• Java および .NET によって生成されたアプリケーションの CSS のカスケードレイヤー (Design System オブジェクトの使用時) 
• Unanimo における UI の一貫性の向上
• Figma または Sketch からのデザインのインポート関連の改善
• ローカル通知でのイベントのサポート 

パフォーマンス

• リードレプリカへのアクセスのサポート 
• 膨大なデータ量のテーブルに対する JOIN の最適化
• iOS 起動時のパフォーマンスの向上

セキュリティ

• OWASP: 最新版ガイドラインに準拠したドキュメンテーションおよびセキュリティスキャナーの更新

バックエンド

• Azure サービスのバックエンドのパッケージソースを GitHub にアップロードするためのデプロイメントユニット
• Service Bus API (Azure Service Bus 用)。詳細については、「Message Broker API」を参照してください。
• GeneXus (ベータ版) での gRPC サービスの提供のサポート
• 環境変数によるログ設定
• 半構造化のログ形式の使用

GeneXus for SAP パック

• Design System オブジェクトに基づく Fiori パターン
• GeneXus for SAP Systems ドキュメントの改訂

互換性およびインストール

• 「Android 要件」が更新されました。
• サポートされている iOS の最小バージョンは 12、watchOS の最小バージョンは 5 です (tvOS の最小バージョンは、GeneXus 17 Upgrade 11 で 12 に設定済み)。
• GeneXus 17 Upgrade 11 以前のバージョンとの互換性を維持するには、Web Theme オブジェクトを使用するアプリケーションに CSS のレイヤーを使用しないでください。

すべての詳細 (機能、互換性、問題)

以下のリンクから機能、互換性の側面、問題、および詳細を確認してください。
GeneXus: https://www.genexus.com/developers/rn?data=0;4;V18;1;V18;0;
GeneXus Server: https://www.genexus.com/developers/rn?data=0;6;V18;1;V18;0;
GXflow: https://www.genexus.com/developers/rn?data=0;3;V18;1;V18;0;
GXtest: https://www.genexus.com/developers/rn?data=0;7;V18;1;V18;0;