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Android アプリケーションに YouTube 動画を埋め込む方法
別のアプリケーションを起動して動画を再生するよりも、アプリケーション内に動画を表示するほうがユーザーにとって親切な場合があります。
Android ジェネレーターでは、ネイティブの
YouTube Android Player API
を使用して、アプリケーションに YouTube 動画を埋め込んで表示できます。
ここでは、この機能の使用例と現状について説明します。
手順 1: 開発者キーの取得
アプリケーション開発者は、
アプリを登録
して
開発者キー
を取得する必要があります。
Android 上で YouTube コントロールを使用するには、このキーが
必要
です。
手順 2: Transaction オブジェクトの作成
図に示すように、
Video
タイプの項目属性を持つ、単純な
Transaction オブジェクト
を作成します。
この例では、トランザクションに「Tx」(汎用) と名前を付けました。
手順 3: アプリケーションのパネルの作成
Tx トランザクションオブジェクトに
Work With for Smart Devices パターン
を適用します。
次に、WWSD オブジェクトで
[ Main program ] プロパティ
を True に設定します。
手順 4: 一部のプロパティの設定
では、開発者キーを追加しましょう。
この場合、「main」と宣言された WWSD オブジェクトを選択します。次に、ツリープロパティから
[ Main Object Properties ] > [ Android ]
の順にナビゲートし、
[ Android YouTube API Key ] プロパティ
を見つけて、その値にキーを設定します (手順 1 で取得)。
概略:
手順 5: レイアウトの変更
コントロールには
適切な高さを設定
してください。
高さの設定には、
WorkWithDevicesTx オブジェクト
の [ Section (General) ] レベルのテーブルの
[ Rows style ] プロパティ
を使用します。
以降で説明するとおり、パーセンテージオプションを選択します。
また、YouTube コントロールの高さが実際のレイアウト領域の高さより大きいと、動画を再生できない可能性があるので注意してください。レイアウトにスクロールがあり、動画の高さが実際のレイアウトの高さより大きいと、そうなることがあります。
重要な注記
: Android YouTube Player API リファレンスには次のように記載されています:
「動画再生中、このビューのサイズは
少なくとも 200x110 dp
必要です。ビューをこれよりも小さくすると、動画の再生は自動的に停止します」
つまり、使用する動画のコントロールは、YouTube 動画を再生するための最小サイズを満たしている必要があります。テーブルまたはグリッド内に動画がある場合、適切に動作させるためには、幅を大きく設定 (500x110 dp など) する必要があります。
手順 6: YouTube 動画の追加
最後に、
開発者メニュー
を起動して Tx トランザクション リンク (RWD = Responsive Web Design を利用するモバイル ブラウザーで使用可能) に移動します。
その後、UserVideo 項目属性の URL リンクを設定してデータを確認することで YouTube 動画を追加できます。
手順 7: 完了
WorkWithDevicesTx オブジェクト
を実行して Android デバイスでアプリケーションをチェックします。
行をタップしてレコードの詳細を取得すると、埋め込んだ動画を表示できます。
スナップショット
注
デバイスには、YouTube のアプリケーションがインストールされている必要があります。
この機能は、URL に示された 2 つの方法で
開始時間
をサポートします:
開始時間を時/分/秒で示した
"t"
文字列クエリを使用する一般的な短いリンクの場合
例
: http://www.youtube.com/watch?v=
<video_ID>
&
t=
<時>h<分>m<秒>s
開始時間を秒で示した
"start" 文字列クエリ
を使用する埋め込みリンクの場合
例
: http://www.youtube.com/
embed
/
<video_ID>?
start=
<秒>
各パネルに表示できる YouTube プレイヤーは 1 つのみです。
使用可能バージョン
バージョン
GeneXus 15
以降
参考情報
Video データタイプ
開発者メニュー