アプリケーションでエラーが発生し、デバッグが必要になることがあります。たとえば、GeneXus のサーバーでホストされる
.NET Framework アプリケーションを開発しているときは (
クラウドでのプロトタイプを使用)、
[ Log level ] プロパティが非常に有用で、問題の解決に必要なすべての情報を確認できます。
.NET Framework ジェネレーターで次のプロパティを設定する必要があります:
有効にすると、web.config 内の system.web の下で新しいプロパティが使用可能になります:
<trace enabled="true" localOnly="false" />
localOnly の値を False に設定した場合、次の URL でログにアクセスできます:
http://apps3.genexusx.com/<仮想ディレクトリー>/trace.axd
ログの例を次に示します:
注:
クラウド環境においては、使用するサービスによってログファイルの生成方法が異なります。複数のサーバーに負荷分散された環境では保守が複雑になるため、アーカイブが使用されない傾向にあります。さらに、複数のマイクロサービスを管理するために、ログを集約して視覚化する必要性が生じる場合があります。
このタスクのために、trace.axd の他にいくつかのツールとサービスがあります。たとえば GeneXus です。GeneXus は高度な
可観測性を備え、ログを生成して
Azure Application Insights などのクラウドサービスに転送することができます。Opentelemetry ではアプリケーションログを任意の互換性があるバックエンドに転送し、集約された形での閲覧が可能です。
この機能は
.NET でのみ使用可能であり、.NET Framework では使用できないことに注意してください。その理由は、後者が Opentelemetry などの最近の技術に対するサポートや互換性の問題により徐々に使用されなくなっているためです。