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Linux、AIX、および OS400 にインストールされた GXflow の保護を設定する方法
Linux、AIX、または OS400 環境で実行する GXflow クライアントを保護するには、次の手順に従う必要があります。
ここからファイルをダウンロードしてください。
:Windows サーバーのライセンスを使用して Linux でアプリケーションを実行している場合は、「Windows サーバーのライセンスを使用して、Linux で実行されている GXflow アプリケーションを構成する方法」を参照してください。

手順 1 – ファイルのコピー

License Manager のディレクトリーを作成し、ダウンロードした .zip ファイルを解凍します。licmgr.jar、products.xml、agxpgetlicinfo.jar、および readme.txt ファイルが解凍されます。ライセンスをインストールするディレクトリーをもう 1 つ作成し、products.xml ファイルをコピーします。
: この例では、/gxprot/license の下にライセンスがインストールされますが、別の場所にインストールしてもかまいません。
ヒント
アプリケーションサーバーは、ライセンスをインストールするディレクトリー (およびファイル) に対して読み取りおよび書き込みのアクセス許可が付与されているユーザーとして実行する必要があります。
ヒント 1: たとえば次のように chmod コマンドを使用して、プロテクションのファイル システム フォルダとその中のファイルに対するアクセス許可を変更します:
chmod -R 744 /gxprot
ヒント 2: たとえば次のように chmod コマンドを使用して、プロテクションのフォルダとその中のファイルの所有者を変更します:
chown -R tomcat6:tomcat6 /gxprot
 

手順 2 – webapp の設定

webapp ライブラリ (lib ディレクトリー) に agxpgetlicinfo.jar ファイルを追加します。
また、webapp にライセンスをインストールするディレクトリーのフルパスを指定します。
これには、いくつかの方法があります。
 
1.アプリケーションの web.xml にある環境エントリを使用します。そのためには、web.xml に次のコードを追加します。
 
      <env-entry>
            <env-entry-name>gxprotect.dir</env-entry-name>
            <env-entry-value>/gxprot/license</env-entry-value>
            <env-entry-type>java.lang.String</env-entry-type>
      </env-entry>
 
上の例では、ライセンスのディレクトリーは /gxprot/license になります。ライセンスをインストールするディレクトリーのフルパスをここに入力する必要があります。
 
2.テキストファイルを使用します。そのためには、gxprotect.dir というファイルを作成します。このファイルにライセンスのディレクトリーのフルパスの行を含める必要があります。また、このファイルを webapp のクラスディレクトリーにコピーする必要があります。

手順 3 – ライセンスのインストール

すべての設定が終了したら、ライセンスを要求する必要があります。そのためには、licmgr.jar ファイルを保存しているディレクトリーから次のコードを実行します。
 
java -Dgxprotect.dir=/gxprot/license -jar ./licmgr.jar -r ./lic.gxa 121
例:

root@Test:/home/Test/gxprot# java -Dgxprotect.dir=license -jar ./licmgr.jar -r ./lic.gxa 121
Request, GXFlow Client Application 18
 
 
入力値の説明:
  • /gxprot/license はライセンスのディレクトリーです。
  • lic.gxa は、ライセンスを要求するために生成されるファイルです。
  • 121 は GXflow 製品のコードです。
生成された .gxa ファイルをローカル キー ディストリビューターに送信します。キーを受け取ったら、次のコマンドラインを実行して、キーを入力します:
 
java -Dgxprotect.dir=/gxprot/license -jar ./licmgr.jar -e ./keys.gxa

例

root@Test:/home/Test/gxprot# java -Dgxprotect.dir=license -jar ./licmgr.jar -e lic.gxa
Product     :GXFlow Client Application 18
Copies      :3
Run Level   :Full
Restriction :15 days

Install Licenses?(y/n): y

GXFlow Client Application 18 ...Ok
 
上の行では、キーが含まれているファイルは keys.gxa という名前で現在のディレクトリーに保存されます。

検討事項

  • ユーザーを手動で指名する必要はありません。GXflow クライアント Web アプリケーションから、新しいユーザーを追加すると自動的にユーザーが指名されます。
  • ユーザーを保存およびロードするオプションでは xml ファイルを生成します。このファイルは Windows の GeneXus License Manager でも使用できます。

使用可能なオプション

ライセンスの表示 java -Dgxprotect.dir=/gxprot/license -jar ./licmgr.jar –d
ユーザーの保存 java -Dgxprotect.dir=/gxprot/license -jar ./licmgr.jar –s 121 <ファイル名>
ライセンスの請求 java -Dgxprotect.dir=/gxprot/license -jar ./licmgr.jar –r <ファイル名> 121
ライセンスの入力 java -Dgxprotect.dir=/gxprot/license -jar ./licmgr.jar –e <ファイル名>
ライセンスのアンインストール ] (**) java -Dgxprotect.dir=/gxprot/license -jar ./licmgr.jar –u 121 <コピー>
ユーザーの登録 (ノミネート) java -Dgxprotect.dir=/gxprot/license -jar ./licmgr.jar –n 121 <ユーザー>
ユーザーの登録解除 (*) java -Dgxprotect.dir=/gxprot/license -jar ./licmgr.jar –x 121 <ユーザー>
ユーザーのリスト java -Dgxprotect.dir=/gxprot/license -jar ./licmgr.jar –l 121
ユーザーのロード java -Dgxprotect.dir=/gxprot/license -jar ./licmgr.jar –o 121 <ファイル名>
 
(*) このオプションを使用すると、特定のユーザーをアンインストールし、別のユーザーを指名できます。ライセンスが失われたり、ライセンスをアンインストールしたりすることはありません。
(**) ライセンスをアンインストールした場合は、アンインストールコードを保存するのを忘れないでください。このコードはメールでローカル キー ディストリビューターに送信する必要があります。
注: オプションを送信しないで License Manager を実行すると、使用可能なすべてのオプションがそのバージョンと一緒に表示されます。

ログ

設定に問題がある場合は、たとえ前述した手順がすべて完了していても、プロテクションログを有効にできます。プロテクションログを有効にすると、すべてのエラーがサーバーのログに記録されます。
そのためには、web.xml に次のコードを追加します:
      <env-entry>
              <env-entry-name>gxprotect.log</env-entry-name>
              <env-entry-value>true</env-entry-value>
              <env-entry-type>java.lang.Boolean</env-entry-type>
      </env-entry>
ヒント: Tomcat では、"catalina.out" ファイルにエラーのログが記録されます。
 


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