Scanner コントロール

Scanner ユーザーコントロールを使用すると、Panel オブジェクトのレイアウトの項目属性や変数に直接バーコードや QR コードを読み込むことができます。

適用範囲

ジェネレーター: Android、Angular、Apple
コントロール: 項目属性/変数 (Control Type: Scanner)

コントロールがインラインで表示されている ( [ Display mode ] プロパティが Inline に設定されている) 場合は、コードを読み取るたびに CodeRead イベントがトリガーされます。
CodeRead イベントがトリガーされると、ControlValueChanged イベントもトリガーされる場合があります。ControlValueChanged イベントは、次の点で CoreRead イベントとは異なる動作をします:

Display モードに関係なくトリガーされる
同じコードが 2 回読み取られた場合はトリガーされない

例
次のコードでは、&scanner 変数が画面に表示され、 [ Control Type ] プロパティが Scanner に設定され、 [ Display mode ] プロパティが Inline に設定されています。 [ Operation mode ] プロパティが Continuous read に設定されている可能性もあります。
CodeRead イベントはコードが読み取られるたびにトリガーされます。次の例では、読み取ったコードをコレクションに追加し、コードを示す Toast メッセージも表示します。

Event &scanner.CodeRead
    Composite
        &CodesCollection.Add(&scanner)
        msg( format('Scanner read code %1', &scanner), nowait)
    EndComposite
Endevent

コントロールの使用

関連の WorkWithDevices<Object>.Edit インスタンスに移動して項目属性を選択し、[ ControlType ] プロパティを Scanner に設定します。

注

Xcode が提供する iOS Simulator には、スキャナーコントロールをテストするためのカメラが組み込まれていません。カメラを使用したい場合は、物理デバイスが必要となります。
最も一般的な一次元バーコードおよび二次元バーコード (QR コード、EAN コードなど) をスキャンします。

参考情報

Scanner 外部オブジェクト

動画

Controls: Maps, Rating, Smart Grids, Switch

Conceptual model of mobile applications

Architecture of Online applications

Container of sections in the Detail screen of the Work With