[ Control Type ] プロパティが Maps に設定されているグリッドで、KML ファイルによって指定されるジオメトリを描画します。

構文

MapGrid.LoadKmlLayer(LayerId, &VarLayerData, AllowSelection)
入力値の説明:
MapGrid
    [ Control Type ] プロパティが Maps に設定されているグリッドです。
LayerIId
   KML ファイルの論理名です (Character データタイプ)。
&VarLayerData
   KML ファイルの内容を含む変数です (LongVarchar データタイプ)。
AllowSelection
   ブール値です。
 

例

&kmlString = '<kml>' 
&kmlString += '<Document>' 
&kmlString += ' <Style id="MyLine">' 
&kmlString += ' <LineStyle>' 
&kmlString += ' <color>802080ff</color>' 
&kmlString += ' <width>6</width>' 
&kmlString += ' </LineStyle>' 
&kmlString += ' </Style>' 
&kmlString += ' <Placemark>' 
&kmlString += ' <LineString>' 
&kmlString += ' <coordinates>-88.076680,43.945580 -88.077480,43.945930 -88.082470,43.942310 </coordinates>' 
&kmlString += ' </LineString>' 
&kmlString += ' <styleUrl>#MyLine</styleUrl>' 
&kmlString += ' </Placemark>' 
&kmlString += '</Document>' 
&kmlString += '</kml>' 

MapGrid.LoadKmlLayer("MyKml",&kmlString,false) 
MapGrid.SetLayerVisible("MyKml",true)

適用範囲

考慮事項

このメソッドは、ユーザーイベントのようなクライアント側のイベントにのみ適用されます。サーバー側でジオメトリを描画するには、[ Location Attribute ] プロパティを使用します。
Refresh イベントは、このメソッドによって描画されたジオメトリを維持します。
これらのジオメトリを消去するには、Clear メソッドまたは SetLayerVisible メソッドを使用します。

使用可能バージョン

このメソッドは GeneXus 17 以降のバージョンで使用可能です。

互換性

GeneXus 17 Upgrade 11 以降では、Refresh メソッドは LoadKmlLayer によって描画されたジオメトリを維持します。以前のバージョンでは、これらのジオメトリが削除されます。以前の動作を維持するには、Refresh イベントで Grid.Clear メソッドを使用します。

Event Grid.Refresh() 
      GridMaps.Clear() 
EndEvent

この LoadKmlLayer メソッドは、以前のバージョン (GeneXus X Evolution 3 以降) の LoadKml メソッドと同じです。

参考情報

Maps
Maps - DrawGeoLine Method (deprecated)