テスト ケース セットは、ユニットテストや UI テストのワークフローで入力値として使用できる一連の値です。
データプールに含まれる値が、テストの入力値、出力値、または期待値になります。たとえば、UI テストは通常、
入力コマンドを使用して入力します。
テストケースは JSON ファイルから読み取ることができます。JSON ファイル内のテストケースを KB にロードし、任意のテストオブジェクトから読み取る必要があります。
たとえば、アプリケーションの Web パネルに 2 つの入力フィールドと 1 つの確認ボタンがあるとします:
最初に、JSON ファイルに入力値を記述します:
次に、この JSON
ファイルをテストで使用できるよう、 [ カスタマイズ ] > [ ファイル ] で追加します。また、対応する環境の
[ Extract ] プロパティを True に設定します。
ビルド中には、JSON ファイルが環境フォルダにコピーされます (
[ Extract ] プロパティが True に設定されている必要があります)。
次に、テスト値を JSON から読み取るよう、テストを更新します。JSON の値は SDT データコレクションに保存され、テストの反復処理に使われます。
&driver.Start()
&driver.Maximize()
&File.Source = "TestDataFile.json"
&TestCases.FromJsonFile(&File)
for &TestCase in &TestCases
&driver.Go(WebPanel.Link())
&driver.Type("&Field1",&TestCase.InputValue1)
&driver.Type("&Field2",&TestCase.InputValue2)
&driver.ClickByID("Confirm")
endfor
// ドライバー終了
&driver.End()
以下の変数を定義するには、SDT 構造を作成してから変数を定義します:
テスト ケース セットは、すべてのテストタイプに使用できます。
テスト ケース セットの値を管理する別の方法として、データプロバイダーを実装することもできます。この場合、さまざまなテストケースを記述し、テストの反復処理に使用します (自動生成のユニットテストと同様)。