自動翻訳とは、各
文字列定数 (例外については次を参照) を翻訳済みの文字列に変更する (静的翻訳) か、自動的に生成されたメッセージ識別子の参照に変更する (実行時翻訳) プロセスで、仕様解析時に実行されます。メッセージ識別子参照は、生成されたコードによって実行時に解決されます。
自動翻訳をアクティベートするには
環境レベルで、 [
Translation type ] プロパティを No translations 以外の値に設定します。
自動翻訳プロセスは、
GeneXus コードに含まれるすべての
文字列定数を翻訳します。ただし、次が例外となります:
自動翻訳が有効になっている場合、GeneXus は、オブジェクトが指定されるのと同時に、GeneXus コードで使用されている
文字列定数のリストを自動的に作成します。
上記のリストが完成して必要な言語に翻訳された後、アプリケーションも翻訳されます。
アプリケーションの翻訳に必要な手順は次のとおりです:
- [ Translation type ] プロパティを Static または Run-time に設定します。
- KB エクスプローラーの [ ローカライズ ] ノードで、定義済みの Language オブジェクトを選択するか、アプリケーションを定義済み言語以外に翻訳する場合は、新しい Language オブジェクトを作成します。RTL (Right-to-Left) 言語を定義するには、[ Is Right To Left ] プロパティを設定する必要がある点に注意してください。
- アプリケーション全体を指定します。翻訳するすべての文字列が Language オブジェクトで作成され、翻訳できる状態になっています。
- 各文字列定数をターゲット言語に翻訳します。(GeneXus 翻訳ツールを使用することができます)
- 実行時翻訳を選択した場合、SetLanguage 関数の呼び出しをコードに追加し、仕様解析、生成、および翻訳を行います。
- 静的な翻訳を選択した場合は、 [ Environment ] の [ Translate to language ] プロパティで言語を選択してから、仕様解析、生成、翻訳を行います。
[ Kb Language ] プロパティ
[ Translation type ] プロパティ
[ Translate to language ] プロパティ
環境設定
[ Autoresize form controls ] プロパティ