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GAM アプリケーションのデプロイ

ここでは、GeneXus Access Manager を使用したアプリケーションで、バイナリを本番環境に取り込む方法を説明します。
GAM データベースのデータを本番環境にインポートする方法については、「GAM Deploy Tool」を参照してください。

手順

1. ステージング環境を設定します。
本番環境に移行する前にアプリケーションのバイナリやデータを設定できるステージング環境を用意することをお勧めします。
  • ステージング環境では、GeneXus を使用して GAM データベースを新規に作成し、本番環境に移行する前に「すべてビルド」を実行できます。GAM アクセス許可は、データベースに存在しないため、「すべてビルド」プロセスで作成されます。
  • GeneXus のステージング環境で、新規の接続ユーザー名接続ユーザーパスワードを設定し、これらの資格情報を使用して新規の GAM 接続を作成します。この GAM 接続は、テスト環境で設定するものとは異なります。
  • ステージング環境のデータベースにインポートするものを、GAM Deploy Tool を使用してテスト環境からエクスポートします。GAM アプリケーション、GAM ロール、GAM アクセス許可、GAM のセキュリティポリシーをエクスポートできます。
    GAM Deploy Tool を使用する代わりに、GAM API を使用して GAM のステージング環境のデータベースに追加することもできます (GAM ロールや GAM のセキュリティポリシーの作成など)。
  • 注:
    - 特別な場合を除き、GAM ユーザーはテスト環境からエクスポートしません。テスト目的で作成された高い権限を持つユーザーを本番環境に移行しないよう注意を払う必要があります。
    - ナレッジベースには常に GAM アプリケーションが関連付けられています (Web GAM アプリケーション)。ステージング環境では、テスト環境と同じ名前でナレッジベースを定義する必要があります。そうしないと、テスト環境から GAM アプリケーションをエクスポートし、ステージング環境にインポートする際に、2 つの異なる Web GAM アプリケーションが存在することになります。
2. デプロイファイルを作成します。
  1. ステージング環境で必要なテストを行ったら、[ アプリケーションをデプロイ ] を使用してデプロイメントを作成します。デプロイメントには、GAM リポジトリへの接続に必要な application.gam と connection.gam の各ファイルが含まれます。GAM Backend のバイナリがデプロイメントに含まれるかどうかは、[ Include GAM Backend ] プロパティによって決まります。
  2. 本番環境では、最初にステージング環境のデータベースのバックアップをとり、本番環境で復元する方法があります。
    別のやり方として、GAM Deploy Tool を使用する方法もあります。GAM Deploy Tool のコマンドラインを使用する場合、GeneXus が配布するスクリプト (<GeneXus のインストールフォルダ>\GAM\Platforms 内) を使用して、最初にデータベーステーブルを作成する必要があります。それからステージング環境でフルエクスポートを実行し、本番環境でフルインポートを実行します。その際には、import オプションに -new_rep_create フラグを使用します。
    本番環境で新規の connection.gam ファイルを作成する場合は、本番環境を次に変更するときに、その connection.gam ファイルを上書きしないように注意してください。別の方法として、-imp_connections フラグを使用して、GAM 接続をステージング環境から本番環境にコピーすることもできます。この場合、connection.gam ファイルは両方の環境で有効であるため、デプロイメントに変更を加える必要はありません。
このように、使用する方法に応じて、本番環境への移行プロセスを完了するためのオプションが異なります。
次の点はすべての方法に共通して検討が必要です:

 




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Created: 20/01/08 18:57 by Admin Last update: 21/05/21 03:30 by Admin
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