一般に、ユーザーはアプリケーションを試用する際に、積極的に情報を登録しようとはしません。匿名で使用し、アプリケーションが有益であることを確認してから登録することを好みます。そのため市場によっては、ユーザーの登録の有無にかかわらず、同等または類似の機能を提供することが成功の鍵となります。この場合、プログラミングの観点からは、難しい問題が生じます。匿名で試用したユーザーから提供された情報をそのユーザーの登録後も保持しようとする場合は、特に困難です。
[ Auto-register Anonymous User ] プロパティを有効にすることで、必要な機能がすべて提供されます。アプリケーションのロジックに関するさまざまな考慮事項を検討する必要はありません。
詳細:
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GAM の匿名ユーザーの自動登録 - 仕組み
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GAM の匿名ユーザーの自動登録 - 自動登録ユーザーの識別方法
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GAM の匿名ユーザーの自動登録 - SD の使用例
Q:
自動登録ユーザーには、どのような権限を適用したらよいですか。
A: 「
登録ユーザーの実行のために適用する権限」を参照してください。
Q:
GAM ユーザーがログアウトし、匿名ユーザーとして再度アクセスした場合、そのユーザーの情報を回復することはできますか。
A: いいえ、できません。これはプログラム上で
ClientInformation API 外部オブジェクト (X Evolution 3) を使用して解決する必要があります。ユーザーがログインしていない間はユーザー情報を保存し、ログインしたときに回復できます。
Q:
自動登録ユーザーが許可されているオブジェクトで、アクションまたはイベントによって認証情報の入力を求めるプロンプトが表示された場合はどうなりますか。
A:
SD における自動登録: 所定のアクションでユーザーのログインが必要な場合の対応