挿入モードの場合は、項目属性に値を割り当てます。ナビゲーションボタンを使用する場合はフィルタとして動作します。
構文
Equal(att , expression);
入力値の説明:
att
値を割り当てる項目属性です。
expression
項目属性 (att) に割り当てるエクスプレッション。任意の変数、項目属性、定数を使用できます。ただし、項目属性 (att) と同じタイプにする必要があります。
説明
このルールは、挿入モードで項目属性にエクスプレッションを割り当てます。更新モードと削除モードでは、ナビゲーションボタンを使用する場合、またはトランザクションの主キーをパラメーターとして受け取る場合にレコードをフィルタリングする att = expression 条件としてルールが生成されます。Equal ルールの最初のパラメーター (att) は、すべてのトランザクションモードで読み取り専用になります。
例
次のような Invoice (請求書) トランザクションがあるとします:
構造
Invoice
{
InvoiceNumber*
InvoiceDate
InvoiceType
InvoiceTotal
}
ルール
Equal(InvoiceDate, Today());
InvoiceDate は、すべてのトランザクションモードで読み取り専用になります。トランザクションが挿入モードの場合は、Equal ルールによって、InvoiceDate 項目属性に現在の日付が自動的に割り当てられます。ナビゲーションボタンを使用してトランザクションレコードをナビゲートする場合は、"InvoiceDate = Today()" のレコードだけが取得され、それ以外のレコードはスキップされます。
注
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更新モードを使用する場合は、フィルタとして Equal ルールが生成されるため、Equal ルールの最初のパラメーター (att) は更新されません。
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(主キーを手動で入力して) フィルタに一致しないレコードにアクセスしようとすると、"レコードが見つかりません" という内容のメッセージが表示されます。
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Prompt では、Equal ルールはフィルタとみなされません。
適用範囲
オブジェクト: Transaction
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