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Data Selector オブジェクト

データセレクターは、Parameters、Orders、および Defined By の各節のセットを異なるクエリや計算から呼び出し、同じナビゲーションを複数回にわたって再利用するために、そのセットを格納する GeneXus オブジェクトです。
データセレクターを定義すると、次のような利点があります。
  • コードの保存と再利用: データセレクターを一度定義しておけば、その定義をナレッジベースの複数の場所で利用できます。
  • メンテナンスの軽減: 1 か所でデータセレクターの定義を変更すると、ナレッジベースでの使用箇所すべてに自動的に変更が適用されます。
  • GeneXus 新規ユーザーのトレーニングの円滑化: コードがカプセル化されるため、学習、定義、使用を簡単に行うことができます。

イメージ:5845.jpg
上記の「顧客」のトランザクションを例に説明します。CustomerStatus 項目属性が含まれており、ここに格納することができる値に「Active」があります。
多数のオブジェクトの「アクティブな顧客」(CustomerStatus= "Active") をクエリする必要があるとします。例:
  • 性別でグループ化した、アクティブな顧客のプロシージャー
  • アクティブな顧客に割引を適用するプロシージャー
  • 各アクティブな顧客の合計購入額を示す Web パネル
この場合、フィルタ条件を持つデータセレクターを定義して、必要な場所から呼び出すのが適しています。

データセレクターの定義

作成されたデータセレクターには、基本的に次のものが含まれます:
  • 構造 (Parameters 節、Orders 節、Filters 節、および Defined By 節が定義される)
  • プロパティ
  • ドキュメンテーション
次の図は、フィルタを定義する「RetrieveOnlyUserIdRecords」というデータセレクターです:
イメージ:21570.png

データセレクターの呼び出し

定義したデータセレクターは、次のものから呼び出すことができます:

参考情報

グリッドにおける Data Selector
集計における Data Selector
Data Provider における Data Selector
For Each コマンドにおける Data Selector
Data Selectors in Web Panels
Work With for Smart Devices の List ノード
Entry Panels as Filters for a List in Smart Devices


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Created: 14/09/18 03:16 by Admin Last update: 21/05/20 06:18 by Admin
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