Dameng データベースは、専門的なデータベース製品のプロバイダーおよびテクノロジーサービスです。
ここでは、この DBMS に関する詳細情報は説明しないため、詳細についてはメーカーの Web サイトを参照してください。GeneXus の観点から簡単に使用方法を紹介します。
開始するには、最低限、次のプロパティを設定する必要があります:

• [ Server Name ] プロパティ
• [ User ID ] プロパティ
• [ User Password ] プロパティ

DM 8.0 以上がサポートされています。通常のようにプロトタイプです。

考慮事項

• GeneXus Java ジェネレーターで利用可能です。
• DBMS はジオデータベースの機能をサポートしていません。
• 値が False に設定されている [ Enable connection pooling ] プロパティはサポートされていません。
• Query および Dashboard オブジェクトのプレビューでは、サンプルデータが表示されます。
• データベース リバース エンジニアリングは、まだサポートされていません。

予約語

再編成時に GeneXus がエスケープする単語は、次のとおりです:

USER 
UPDATE 
DEFAULT 
DESC 
LEVEL 
SESSION 
ORDER

予約語のリストを確認してください。再編成時に次のエラーが表示される可能性があります。

dm.jdbc.driver.DMException: line X, column Y, nearby  [ SomeReservedWord ]  has error: Syntax error

役立つ情報

DBMS とやりとりするのに役立つ SQL コマンドがいくつかあります。ソフトウェアがインストールされると、既定のスーパーユーザーは、SYSDBA になります。

ユーザー操作

ユーザーを作成するための一般的なユーザー操作は、次のとおりです。

# Create a user 
CREATE USER name IDENTIFIED BY pwd 
GRANT RESOURCE TO name 
# Delete a user 
DROP USER name CASCADE

各ユーザーに、同じ名前の既定のスキーマがあります。自身のスキーマのテーブルやビューなどにアクセスするのに、スキーマの名前を追加する必要はありません。ほかのスキーマのオブジェクトにアクセスするには、スキーマの名前が必要です。その際、[ Schema Name ] プロパティを使用します。

# Create a schema 
CREATE SCHEMA name AUTHORIZATION SYSDBA; 
# Drop a schema 
DROP SCHEMA name CASCADE;

データ操作

標準的な SQL DML 文は、次のとおりです。

SELECT * FROM tablename 
INSERT INTO tablename(att1, att2) VALUES(1, 'one') 
TRUNCATE TABLE tablename 
DROP TABLE tablename CASCADE CONSTRAINTS

全般

データベースからパラメーター、接続、および関連情報を取得するクエリは、次のとおりです。

# Configuration 
SELECT * FROM SYS."V$VERSION" 
SELECT * FROM SYS."V$DATABASE" 
SELECT * FROM SYS."V$INSTANCE" 
SELECT * FROM SYS."V$DM_INI" WHERE PARA_NAME LIKE '%SomeFilter%' 
SELECT * FROM SYS."V$PARAMETER" WHERE NAME LIKE '%SomeFilter%' 
# Connections 
SELECT * FROM SYS."V$CONNECT" 
SELECT * FROM V$SESSIONS 
# Close a connection 
call sp_close_session (SESSIONID);

使用可能バージョン

このプロパティは GeneXus 17 Upgrade 11 以降で利用できます。

参考情報

データタイプ
ほかの DBMS からのマイグレーション