次の図は、GeneXus を使用して生成した Chatbot のアーキテクチャを示しています。

ステップ 1: ユーザーが、使用可能なクライアントのいずれかを使用して Chatbot にメッセージを送信します。Web チャットの場合もあれば、生成された SD チャットの場合もあります。
ステップ 2: サーバー (Chatbot ジェネレーターによって生成されたプログラムを実行するサーバー) がメッセージを受け取り、それを AI プロバイダー (Watson) に送ります。
ステップ 3: AI プロバイダーは、Conversational Flows で生成されたモデルにその NLP アルゴリズムを適用して、ユーザーが何を求めているかを定義します。さらに、検出した意図とパラメーターをサーバーに返します。
ステップ 4: サーバーが NLP プロバイダーの応答に応答します。ユーザーが希望していると理解したアクションに基づいて、それに応じて生成されたサービスにリダイレクトされます。「生成されたサービス」は、フローのリゾルバーとしてユーザーが定義したオブジェクト (Conversational オブジェクト) との通信方法を理解しています。
この「リゾルバー」とは、いつ通信するのでしょうか。
それを判断するのはプロバイダーです。つまり、メッセージを処理し、コンテキストの状態を検証するときに、フローでアクションを実行する準備が整っていると判断した場合、必要な処理を実行するように Conversational オブジェクトが呼び出されます。
では、アクションを実行する準備はいつ整うのでしょうか。
標準的なケース: ユーザーが、フローのすべてのパラメーターに回答したときです。これは、コンテキスト内のパラメーターの状態、または条件/リダイレクトの状態によって異なります。
ステップ 5: ユーザーに応答します。応答の形式は、対象となるフローの Conversational Flows で定義されている内容に応じて異なります。